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幼児教育を語るひろば

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思いつくままに(2)

「働き方改革」は、安倍政権の目玉政策の一つです。

それに伴って、文科省は教師の働き方改革について触れています。
こんな通知が出ています。

「学校における働き方改革に関する緊急対策の策定並びに学校における業務
改善及び勤務時間管理に係る取組の徹底について」

この中で学校における業務の改善について、次のような案が示されています。

{基本的には学校以外が担うべき業務}
 ① 登下校に関する対応
 ② 放課後から夜間などにおける見回り、児童生徒が補導されたときの対応
 ③ 学校徴収金の徴収・管理
 ④ ボランティアとの連絡調整
{学校の業務だが、必ずしも教師が担う必要のない業務}
 ⑤ 調査・統計等への回答等
 ⑥ 児童生徒の休み時間における対応
 ⑦ 校内清掃
 ⑧ 部活動
      (以下略)

そこでこれらについては、特に教育委員会が留意して取り組むべき業務改善の項目だとしています。

「児童生徒と共に!」、というのがわが国の長年培ってきた教育スタイルです。それを否定するような提案ですから、現場がスンナリと受け入れるのは
極めて難しいことと思います。


文科省は、学校の実態をどれほど把握しているのでしょうか?
改善の手段・順序を、具体的にどう進めようとしているのでしょうか?
何よりも、教育とは何か? 根本をどう考えているのでしょうか?

もし ①・②・⑥・⑦・⑧ に教師が関わらなければ、子どもと教師の関係が
希薄になって行くのは自明の理です。


学校における「働き方改革」というのは、単に業務の分担を減らせば解決する
というものではありません。


昨日の朝日新聞の声欄に、「教員の変形労働制案は朝三暮四」という投書が
ありました。

文科省は教師の1日あたりの勤務時間を延長し、代わりに夏休みなど学校休業中に休暇を確保するようにと提案しているのです。

投稿者は、こう言っています。

先生方にきちんと休暇を付与するという点は賛成である。だが、多忙化の根本は、1教員あたりが受け持つ児童・生徒数が多すぎ、オーバーワークになっていることだと私は考える。根本の解決をしないで、「変形案」導入するのは、「朝三暮四」に過ぎないのではないか。


私も文科省の「学校における業務改善案」に、疑問を抱くひとりです。



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