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幼児教育を語るひろば

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優しい心を育てる

米国は、シリアでアサド政権が化学兵器を使用したと断定し、英仏と共同作戦でシリアの化学兵器関連施設をミサイル攻撃しました。

今日の朝日の天声人語では、こう述べています。

(前略)
核戦争の恐怖がすぐそこにあった米ソ冷戦の時代を映している。

「冷戦が戻ってきた」。国連のグテーレス事務総長が内戦下のシリア情勢をめぐり、そう述べたという。何を大げさなと思われるか。だが米国とロシアが角突き合せるさまを見ると、指摘はあながち間違っていない。

(中略)
「地下で毛布をかぶり『もうすぐ死ぬ』と思っていた」。内戦から逃れた12歳の少女の言葉が先日の紙面にあった。大国に求められるのは、人々が暮らしを取り戻せるよう手助けすることだ。人々を翻弄することではない。



だから今こそ子供たちに優しい心を育てなければ、永久に平和を望むことは不可能です。

幼児期は、優しい心を育てる大切な時期です。心の発達段階から考えても、適切な時期なのです。

幼児は、アニミズム的な考えを持っています。ですから草花がしおれると、「のどが渇いたのね。かわいそうに。」と話しかけます。茎が折れたりすると、自分が骨折したように痛みを感じます。

生物だけではありません。サッカーボールを蹴ると、ボールが痛がると真剣に思います。

このアミニズム的な考え方は、人が成長するまでの未発達段階における重要な思考形態なのです。

人はこの頃に他を思いやり、他の痛みを感じ取るという大切な心情が生まれ育つのです。

この時期に大人が、「花は痛みを感じない」とか、「物は人間と違う」とかいうように強く訂正したりすると、子供の情緒の発達は乱されます。

すると子供は、生き物をいじめたり、物を壊したりする攻撃的な心情が強まるのです。

幼児期の情緒の動きを、大人は乱してはいけません。優しい心は、物事を深く考え工夫する力を生み出します。それはやがて、戦争を避け平和を願う強い精神力へと成長して行くのです。


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