幼児教育を語るひろば

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頭が良い人とは?

A さんは、古くからわが家へ出入りする大工さんです。昨日雨戸の具合が悪くなったので、見てもらいました。A さんの見立てによると、「雨戸が反るのを防ぐために裏打ちされた金属の枠が、すっかりゆがんでしまっている。」とのことでした。そのため無理に雨戸を戸袋から出し入れしてたので、戸車の車軸も曲がっているとのことです。

A さんは早速修理に取り掛かり、2時間ほどで直してくれました。新らしい枠を古い戸板に上手に取り付けて、新らしい戸車と付け替えてくれました。雨戸は
新品同様に、スムーズに出し入れ出来るようになりました。私は、プロとはいえ A さんの手際の良さに見惚れていました。

A さんの仕事ぶりを褒めると、「頭が悪いから、手先の仕事でカバーしている。」と、へり下った答えが返ってきました。


「ここをこう直せば元通りになる」と分かっていても、自分の能力がうまく機能しなければ、直すことは出来ません。つまり知識がいくらあっても、実践出来なければ役に立たないのです。

世の中 頭の良し悪しは、得てして知識や記憶力の有無で判断されがちです。
でも 雨戸の修理ではありませんが、いくら知識があって記憶力が優れていても、それを行動に移すことが出来なければ、絵に描いた餅と同じで頭が良いとは言えません。

もちろん知識力・記憶力が優れていることは、悪いことではありません。その上に、物事に対する洞察力や順応性、そして実践力が伴えば、鬼に金棒ということなのです。

知識は豊富なのに人の話を聞かず独善的で、そのくせ世の中の変化に対応出来ない人をよく見かけます。そんな政治家が、たまにいます。時には、教育関係者にも見受けられます。


嘉肴有りと雖も 食らわずんばその旨さを知らず

やってみなければ、自分の能力(頭の良し悪し)に気づくこともありません。
知識 プラス 実践力です。 昨日は A さんから学びました。



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