幼児教育を語るひろば

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幼児教育はなぜ必要か?

ユニセフニュース251号に、「保育園・幼稚園は、子どもの成長に必要な場所。」という特集記事がありました。 同紙が強調しているのは、乳幼児期は、人生における「かけがえのない最初の6年間」ということです。

人間の脳の神経細胞は驚くべき速さで接合が生成され、子どもたちの脳は誕生から6歳までに飛躍的に発達すると言われます。

好奇心を満たす刺激や知識、情緒、社会性の発達に配慮したケアと教育を受けることで、子どもたちはその後の人生において大きな可能性を発揮することができます。

さらに同紙は、乳幼児期の教育への投資の拡大を訴えています。

保育や就学前教育で恩恵を受けるのは子どもたちだけではありません。乳幼児期の教育への投資が社会全体への利益還元をもたらすことは、2000年にノーベル経済学賞を受賞したアメリカ合衆国シカゴ大学のジェームス・ヘックマン博士の研究でも明らかにされています。

また、同博士の調査によれば、幼児期の体験が、その後の学業成績や成人後の収入、社会的行動(協調性・忍耐力・人とのかかわりなど)へ大きな影響があることが分かっています。日本でも、「三つ子の魂百まで」という諺があります。


幼児教育の父と言われるフレーベル(1782〜1852年)は、彼の著書「人間の教育」の中でこう述べています。

人間の発達段階は、それぞれの時期に応じて一定の役目があり、みな同じように大事である。然し、幼児期は特に大事と言わなければならない。

この時期は、自然や人間の営みを介して、身の回りの事象や事物を観察して、その内部や本質を解明し理解するための出発点となる。

幼児は、日毎に心身共に成長・発達し、物事の道理や特性を正確に捉えるようになる。事象とそれを取り巻く空間・時間との関係や、事象相互間の関係に気づくようにもなる。

言語能力が発達して、物事を正しい言葉で表現できるようになる。
 などと。


いま日本では、保育園の待機児童問題が深刻な話題になっています。国の未来を担う子どもたち全てに、幼児教育を受ける場を確保してあげるのが、私たち大人の務めです。



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