幼児教育を語るひろば

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再び少年犯罪に思う (2)

第2は友人関係です。

友だちは最高の財産です。最高の財産ですから、良く選ばないと手に入れることが出来ません。ただ品物と違うので、選ぶと同時に選ばれる必要があります。

「類は友を呼ぶ」と言います。友だち関係は、片思いでは成立しません。「うちの子は、あの子と付き合いだしてから悪くなった。」と言う前に、このことを考えてみましょう。

「どうしてあんな子と付き合うのか?」と尋ねると、「なんとなく気が合う」・「趣味が同じ」・「悩みが共通」・「生活環境が似ている」・・・ というような答えが返ってきます。友だち関係には、「類似性の原則」というのがあるのです。

人は何時でも自分を分かってくれる人・自分を受け入れてくれる人を、友だちとして選びます。このことを分かって指導しないと、悪い仲間からわが子を引き離すことは出来ません。

それでも、朱に交われば赤くなるのです。


第3は学校嫌いです。

ゆとり教育が否定されてから、学校の教育活動にゆとりが無くなってきたようです。知識偏重の詰め込み教育が復活し、受験競争が再燃したように感じます。

先日も名古屋で「受験勉強をしない!」と口論になり、父親が小6の男児を包丁で刺し殺すという事件が起きました。

良い学校というのは、公立・私立を問わず、有名校への進学者が多い学校を指す風潮があります。学校が詰め込み教育に走るわけもこの辺りにあるようです。

「学校へ行きたく無い」という子は、最近増えてきていると言われます。
 次は、学校に背を向ける子供たちの声です。

・勉強がわからない  ・勉強が難しい  ・先生がうるさいことを言う
・先生がひいきする  ・きまりがやかましい  ・学校がつまらない 
・友だちができない  ・いじめられる    など。

子供も、学校へ行かなければいけないことくらいは分かっています。でも上記のような理由があって、学校生活に適応出来ないのです。そして学校へ行けない子供たちの心の底には、学校に行かないことで受ける損失についての不安が、常につきまとっています。

子供は、その不安から逃れるために不登校を選びます。学校へ行く代わりに立ち寄るのが盛り場です。盛り場の活気が、いっ時子供の不安を癒してくれます。

盛り場は、浅草・池袋・新宿・渋谷・・・ だけではありません。身近な駅周辺の商店街もゲームセンターも、子供たちにとっては全て盛り場です。

盛り場は、不良の溜まり場にもなります。そこへ行けば、不良仲間が声をかけてくれます。子供は、分かり合える仲間がいると錯覚します。問題児(生徒)とマークされる学校と比べたら、盛り場は天国です。

学校を嫌う子は、非行に最も近い存在となります。学校嫌いの原因は、学校側に7割、子供側に(親も含めて)3割あると私は思います。

学校嫌いの子を、自立心に欠けると責めるのは簡単です。でもその前に、楽しい学校でなければ、子供を責めることは出来ません。学校も知識偏重教育を改めて、不登校児(生徒)が活動できるような対策を、もっと真剣に講じて欲しいと願っています。


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