幼児教育を語るひろば

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再び少年犯罪に思う (1)

埼玉県東松山市の都幾川河川敷で、井上翼さん(16歳)の遺体が発見されました。そして井上さん殺害の容疑で、同市の無職少年(16歳)他4人の少年が逮捕されました。

井上さんは、発見された時衣服を身につけていない全裸の状態でした。遺体は、河川敷の土砂に下半身埋まっていました。

上半身には複数のあざがあり、加害少年らに一方的に殴られた後、川で泳がされ溺死させられたとみられています。

似たような事件が、昨年川崎市の多摩川河川敷でもありました。中学1年の上村遼太君(13歳)が、無職少年(18歳)他2名に殺害された事件です。
なぜこのような、少年犯罪が多発するのでしょうか?


私が言うことは、一般論の域を出ません。個々の事例にも、適切に当てはまるわけではありません。でも言わずにはいられないのです。

今回のような少年犯罪の陰には、次のような問題が隠れていると私は考えます。


第1は、家庭環境の問題です。
家庭の(特に親の)放任・無関心さが、少年犯罪の温床になっています。

個性尊重が個人主義に転じ、親子の距離が非常に遠くなりました。子供は日常生活で不満や不安・意見の違いがあっても、簡単に親にはけ口を求めることが難しくなりました。

親子の断絶が言われるようになって久しいのですが、それでも過保護・過干渉・躾の甘さだけは残っています。

子供の非行を親に質すと、子供のことを一番知ってるはずの親が、子供の行動を全く捉えていません。「うちの子に限ってそんなことは無い!」が、殆どの親の答えです。

非行少年の親に共通して言えることは、親としての自信の無さです。核家族化が進んで、かっての家族関係が崩れ、子供の躾や家庭教育に関わる伝承が失われてしまいました。

「親は子の鏡」と言われるのに、親は鏡の役を果たしていません。子供の人格形成は、親子関係が大きな影響力を持っているのですが・・・ 社会環境の変化もありますが、親は子供の身辺に気を配る余裕が無くなってきたのです。

その結果、子供は自己疎外感や無力感、あるいは漠然とした不安に悩まされるよになって非行に走ります。非行に走る原因の全てとは言えませんが、その動機となる重要な問題が、家庭の人間関係の中に潜んでいるのも事実です。

どんな子でも、10代になれば善悪の区別くらいは出来るようになります。その頃は、親を批判しながらも理想の大人像を親の中に探しているのです。

子供は、本当に自分が困った時、心身ともに受け止めて助けてくれる大きな心を親に求めています。本当に褒めて(認めて)くれるのも、本当に叱って(鍛えて)くれるのも、親だけなのも知っているのです。


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