幼児教育を語るひろば

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豊かさの陰に貧しさ

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      広島港の花火大会 (昨年7月)

 今夜は七夕祭り、星空が仰げますように・・・

  ささの葉 さらさら   のきばに ゆれる
  お星さま きらきら   きん ぎん 砂子


  五しきの たんざく   わたしが かいた
  お星さま きらきら   空から みてる



最近日本の子供たちの世帯所得の格差が、よく話題になります。日本は国際的に見ても、子供の格差が深刻だと言うのです。平和で豊かな日本と言われるのに、信じがたい話です。

4月にユニセフは、「先進国における子供たちの幸福度の格差に関する順位表」なるものを発表しました。それによると、OECD (経済協力開発機構) または EU (欧州連合) に加盟する41ヶ国中、日本は8番目に格差が深刻な国であることが明らかになりました。言葉を変えれば、日本の子供たちの幸福度は低いということです。

   ユニセフの調査による日本の状況
① 相対的所得ギャップ → 60 . 21%
② 子供の貧困率    → 15 . 8%        (厚労省の調査では16 . 3%)

   (注)
① は、子供のいる世帯の所得分布の下から10%にあたる子供と、分布の中央値との子供の世帯所得の格差を示す指標。
(下から10%目の子供は、中間の子供の40%未満の所得で暮らしている。)
② は、各国の相対的貧困ライン(所得の中央値の50%)を下回る世帯で生活している子供の割合。

今回の調査によって、日本は国際的に見ても子供の格差が深刻な国であることが分かりました。ユニセフは、貧困率が大きいほど格差も大きいと言います。

加えて日本の世帯所得の底辺の格差は、拡大傾向にあります。そして中間層の所得が増しても、底辺(所得の低い層)では減少する傾向にあります。

相対的な所得値では貧困の基準を高く捉えがちなので、日本は深刻に考え過ぎるという声もありますが・・・

わが国の貧困ラインは、122万円だそうです。でも所得格差は、子供たちの力だけではどうにもなりません。1人暮らしという子は少ないので、これは家庭の問題です。中でも1人親世帯、特に母子家庭の問題になります。

貧困は、仕事・教育・暮らしぶり・娯楽・・・ など、家庭生活全般に悪影響を及ぼします。実際に、不登校・学力低下・盗み(万引き)・脅迫(恐喝)・風俗犯・・・ などの事例が報告されています。

子供の貧困や格差を改善するために、衣食住を支援する NPO などの活動もありますが(支援ハウス・子供食堂など)、まだ十分な成果をあげているとは言えません。でも支援活動は増えているというのが、何よりです。

それに日本は、 OECD の「生徒の学習到達度調査 (PISA) 」によると、習熟度の低い生徒の割合が比較的少ないのが救いです。
( OECD 平均12%に対して5.5% )

「ボロをまとった少年を尊敬せよ」という言葉もあります。野口英世も岩崎弥太郎も、貧困の中から身を興しました。
  
「求めよ、さらば与えられん。たずねよ、さらば見いださん。門をたたけ、さらば開かれん。」 です。

貧しさから子供たちが抜け出す手助けをしましょう!



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