幼児教育を語るひろば

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雨の日の外遊び

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 すかしゆり ( 2016,6.19 写す )


梅雨にもタイプがあります。しとしとと街並みを濡らす雨は、心休まる気がします。でも1時間に100mm以上も降る雨には、恐怖心さえ覚えます。

今年の梅雨は陽性型のようです。九州地方は地震の後は水害、災難が続きます。
今まで熊本県などは、地震や水害とは無縁な地域と思っていました。

九州地方の災害が、これ以上にひどくならないよう祈ります。



私が勤務していた頃の S 幼稚園は、梅雨時になると長靴で登園しなければなりません。なぜなら、園庭は関東ローム層の赤土のままで、雨が降ると掘り返した水田のようになるからです。

雨がひどいと園庭のあちこちに、急ごしらえの小川が流れます。長靴でないと、園庭はとても歩けません。今どき東京の町中を歩くのに、長靴を履かなければならないなんて珍しがられます。

ところが園児たちは、こんな雨降りの園庭が大好きでした。傘もささずに、顔までどろんこを跳ね上げて、園庭を走り回ってはしゃいでいました。

子供は大人が考えるほど、梅雨が苦になりません。本能的に水いたずらやどろんこ遊びが好きなんです。だから雨の中で遊ばせるのも時には必要と考えて、梅雨時は子供たちに外遊びを勧めました。

雨に濡れた後やどろんこで汚れた後の始末さえちゃんと出来れば、風邪をひく心配もありません。むしろこういう体験をさせた方が、情緒の安定した子に育つのです。

卒園の文集に、こんな一文を寄せたお母さんがいました。

わが娘たちは、外遊びが大好きでした。特に雨の日の土山や園庭での遊びは、
忘れられないようです。

雨で濡れた土山を滑り台代わりにして滑り降りたこと・園庭の水の流れをせき止めてダムを造ったこと・・・  など、雨の中で遊べたことが「とてもうれしかった!」と話していました。

その代わりに、ドロドロの洗濯物のおみやげは、大変な力仕事になりました。
でも、娘たちの心に大切な思い出として残りました。お世話になりました。



その後 S 幼稚園は「子ども園」となり、 園庭もすっかり整備されて、長靴で通う必要が無くなりました。



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