幼児教育を語るひろば

幼児教育を語るひろば

目には青葉

IMG_3917_convert_20160510125431.jpg
 わが家の青葉( 2016, 5. 12 写す )

 この季節になると、いつも目には青葉のタイトルを使っています。

目には青葉 山ほととぎす 初鰹

山口素堂(1642〜1716年・芭蕉に影響を与えた俳人)の句。
 「目には青葉」では字余りだが、これが正しい。素堂のホトトギスは、
 郭公(カッコウ)という説もある。


青葉の色は、人の心を落ち着かせる色です。特に子どもの心を・・・
立夏も過ぎて、日射しもだんだん強くなりました。でも樹木の青葉たちは、心地よい日陰を作ってくれます。

昔から日本語の「青」は、グリーンとブルーの両方に使われ、あまり区別されません。いまでも信号機のグリーンを「青信号」と呼んでいます。最近の若い人たちは、はっきり分けているようですが・・・

「青丹よし」は、奈良にかかる枕詞ですが、緑に覆われた大地の意もあるのでは? (奈良は、青や丹色の土を産出したからと言われる。「丹」は黄赤色。)

ところでホトトギスですが、 私が若い頃勤めていた文京区に、かって初音町という町名の町がありました。初音はホトトギスの初音に由来します。

ホトトギスは初夏に渡ってくる鳥で、甲高い声で「てっぺんかけたか」と、鳴くと言われます。古来から、和歌にもよく出てくる鳥です。

でも東京では、 ホトトギスばかりか小鳥の声を聞く機会が少なくなりました。都市化が進んで青葉も少なくなって小鳥の声も聞けないというのは、 寂しい限りです。人の心が荒んできたのも、この辺りに原因があるのでは?

カツオ(鰹)は、旬の魚の代表です。身が堅いから「鰹」と書くようです。
江戸時代もカツオは人気がありました。今頃になると、人々は先を争ってカツオを買い求めました。

まな板に 小判一枚 初鰹

榎本其角の句。(1661〜1716年・後に宝井其角と改める。芭蕉の高弟。)
 こんな句が残っているくらい、当時カツオは高価な魚でした。


歌舞伎役者の中村歌右衛門は、3両で(現代の貨幣価値で20万円)カツオ1匹を求めたという記録が残っています。(1812年)

日本人は大人も子どもも贅沢に慣れて、食べ物のありがたみを感じなくなってきています。 豊かさが私たちの甘えを助長し、好き嫌いを許し、食べ物を粗末に扱っているのではないでしょうか?

まとまりのない話になりましたが、「目には青葉」の句から色々連想しました。

コメント

いいね

  • 2016/05/12(木) 13:23:11 |
  • URL |
  • 名無しのにゅうす #-
  • [ 編集 ]

名無しのにゅうすさんへ

コメントありがとう。

  • 2016/05/12(木) 22:19:21 |
  • URL |
  • 元園長 #-
  • [ 編集 ]

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://freesia7.blog10.fc2.com/tb.php/1642-640f43ef