幼児教育を語るひろば

幼児教育を語るひろば

再 やさしい心

IMG_3819_convert_20160402092222.jpg
 サクラ 満開 ( 2016, 3. 31 練馬区・武蔵関公園にて)

やさしい心は、幼児期に育ちます。なぜなら、幼児期はアニミズム的な世界観を持っているからです。

草花がしおれていると「のどが渇いたのね。お水をあげるね。」と、話しかけます。茎が折れたチューリップを見れば「可哀そうに、痛いでしょう。」と、自分が骨折でもしたように心配します。生物だけではありません。ボールを蹴ると、ボールが痛がると思います。

アニミズム的思考は、幼児期における大事な思考形態です。 人はこの頃に他を思いやるやさしい心が芽生えるのです。

アニミズム的な考えを否定すると情緒の発達が乱されて、弱い者いじめをしたり物を壊したり、攻撃的な心情が強くなります。

やさしい心は、物事を深く考える力、つまり思慮分別する力を養います。それは、謙虚な心を育てることに通じます。謙虚な人は、あやまちを犯しません。
真の勇気、最上の勇気を育てるのです。

やさしい心の人に、いじめはありません。むしろ、友情を培う土壌となります。
そして得た友は、第二の自己でさえあるのです。

朝霞市の女子中学生を誘拐した23歳の男も、 やさしい心さえ持っていれば、こんな事件は起こさなかったことでしょう。

繰り返しますが、やさしい心を育てるのは幼児期です。アニミズムの感情を大事にしてあげましょう。そのために大切なのが、幼児期の生育環境です。

生育環境で重視しなければならないのは、人間関係です。親子・師弟・友人・・・ 
周りにやさしい心の人がいれば、そこから子どもたちは自ずと学びます。

「桃李もの言わざれども 下自ずから蹊を成す」 モモやスモモの花の美しさにひかれて人が集まれば、自然に道が出来ます。やさしい心の人のもとには、その心を慕って多くの人が集まってきます。やさしい心の道が開けます。

やさしい心は、小ならんことを欲しているように見えますが、志は、大ならんことを欲しているのです。



コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://freesia7.blog10.fc2.com/tb.php/1631-38c7663b