幼児教育を語るひろば

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暴力連鎖

きょうは新聞もテレビの報道番組も、ベルギーでのテロ事件をトップで扱っています。首都ブリュッセルの空港と地下鉄で、爆破テロのため30人以上の死者と約340人の負傷者が出ました。日本人も2人、重軽傷を負ったようです。
さっそく過激派組織イスラム国( I S )から、犯行声明が出されました。

昨年1月には、フランスのパリで新聞社やコンサート・ホールなどでテロに遭い150人近くの死者が出たばかりです。既にイギリスやスペインでもテロ事件が発生していましたから、ヨーロッパの中心部が狙われていると言ってもよいと思います。

一方日本では神奈川県相模原市の男子中学生が、両親から虐待されたのを苦に自殺したニュースが報じられていました。中学生は、2年前の秋に自殺を図り(当時14歳)、今年2月末に亡くなったそうです。

相模原市の児童相談所は、生徒を強制的に保護する対応を取らなかっただけで無く、虐待情報の共有も不十分だったとのことです。 学校側も虐待に気づいて児相に報告はしたものの、生徒の自殺を止めるための踏み込んだ具体策は無かったようです。

テロや虐待とは違う形の暴力も横行しています。最近各地で問題になっている暴力団山口組と、 そこから分かれた神戸山口組の抗争です。  放置しておけば、やがては一般市民が巻き込まれる危険があります。

パリやブリュッセルでのテロの首謀者にも、相模原の中学生を自殺に追い込んだ両親にも、 さらには暴力団抗争の組長にも、 暴力を振るうそれなりの理由はあるようです。

いずれにしても暴力の根底には、相手に対する怒り・憎しみの気持ちがあります。それが高じて乱暴狼藉となり、無法も省みず力尽くしで相手を倒す行為に走るのです。

暴力は連鎖します。似たような気持ちがあれば、真似します。親が体験すれば、子もそれを引き継ぎます。
どうしたら暴力を止めることが出来るのでしょうか?

ピタゴラスは「怒りは無謀をもって始まり、後悔をもって終わる・」と、言いました。争いを無くすには、思慮・分別のある行動が必要です。それには、人を思いやる心・優しい心(良心)が大事です。「優しい心と良い心を持ってすれば、象を引くことも出来る。」と、言うではありませんか。

平和は、民主主義の基本です。そして、平和を見出す者が、最も幸福な人間なのです。「天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず。」です。お互いに認め合えば、暴力沙汰は決して起きません。



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