幼児教育を語るひろば

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ツバキ


 乙女ツバキ?    (2016, 2. 17写す)

ツバキを「椿」と書くのは国字で、中国では椿と言えばセンダン科の植物のことです。朝鮮半島にもツバキがあって、「ツンバク(冬柏)」と言います。それが転化して、日本で「ツバキ」と言われるようになったという説があります。そうではなくて、朝鮮では南部だけにあるので、むしろ日本から伝わって「ツンバク」になったとも言われます。

ツバキは、ずいぶん古い時代から各地に自生していました。日本書紀にもツバキの記述があります。江戸時代には桜の花より人気があった時期があり、品種改良が盛んに行われました。

ツバキは日本から西洋に伝わって、あのデュマの小説「椿姫」が誕生したとも言われます。「椿姫」は、主人公マルグリット・ゴティエのあだ名です。

彼女は月の25日間は白いツバキ、後の5日間は紅いツバキを持って社交界に現れました。後にヴェルディ作曲の歌劇「椿姫」が作られ、より有名になりました。

歌劇「椿姫」は、日本では原作小説の題名で上演されますが、欧米では「トラヴィアータ(迷える女)」という題名が使われます。

ツバキの栽培は、江戸時代に爆発的なブームがありました。栽培の手引書類も多数出版されました。そして多くの園芸品種が誕生しました。
文化・文政時代(1804〜1830年)には、400〜500種も作られました。ヨーロッパでも品種改良が盛んでしたが、現在は北米での人気が高いようです。

品種改良の結果、花色も 紅・白・暗紫・絞り・咲き分け・・・ などがあります。また花形は、八重・千重・かかえ咲き・しし咲き・・・ などと多様です。葉も 斑入り葉・葉先が2〜3裂・錦魚椿・・・ などの葉が作られました。わが家のツバキは、最も普通に栽培されている「乙女ツバキ」のようです。

小林幸子が歌う「雪椿(ユキツバキ)」は愛好家に珍重され、園芸店でもユキツバキ系の品種がたくさん展示されています。日本海沿岸の雪の多い山地に分布していると聞きます。

ユキツバキは、ヤブツバキのように葉がやや細く、花弁が水平に正開し、花糸が鮮黄色で基の方まで深く切れて、サザンカの花形に似ていると、園芸店で貰った資料にありました。今度育ててみたいと思っています。

ツバキの花言葉は、ヨーロッパでは「椿姫」が評判になったので、紅が [わが運命は君の掌中に]・[謙遜]・[美徳]、 白が [完全な愛らしさ] などと言われたそうです。



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