幼児教育を語るひろば

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今どきの子どもたちは?

S幼稚園を十数年前に卒園した子どもたちのお母さんの会に招かれました。
その折りに、当時と比べて今の子どもたちのことが話題になりました。

「情報化社会なので、知識が豊富だ。」
「将来への夢が多様だ。(スポーツ選手・芸能人・科学者など)」
「のんきで楽天的。」
「人に頼りすぎる。(自分で考えない)」
「塾やお稽古事に追われて、遊ぶ暇がない。」
「外で遊ぶ機会が少ない。(ゲームなどで一人遊び)」
「体力的にひ弱だ。(すぐに疲れる)」
「自己中心的。(わがまま)」
「整理・整頓が苦手。」
「物を大事にしない。」
「3K労働(きつい・汚い・危険)を嫌う。」
「車社会なので、電車やバスに乗る機会が少ない。」


批判的・悲観的な声の多いのが気になりました。時代的・社会的な影響かも知れません。

然し、子どもの側から考えたらどうなのでしょうか?  
十分に運動し、遊びまわる場がありません。遊びを工夫したりルールを決めたりして、遊ぶ仲間がいません。

年長の子が年少の子をかばって、それぞれの力を出し切って遊んだのは昔のことです。ガキ大将が子ども社会をリードする風景は、いつの間にか消えてしまいました。

それに、一歩外へ出れば自動車が疾走しています。公園などでの一人遊びは、子どもが安心して遊べる環境ではありません。通園や通学時でさえも、子どもが被害者になる犯罪が絶えません。今の街中は危険が一杯です。子どもたちが自由に安全に生活出来ない世の中です。

また多くの親たちは、子どもが遊びまわって衣服を汚し、喧嘩をし、トラブルを持ち込むのを好みません。おとなしく机の前に座って、勉強したり本を読んだりしている方が安心です。テレビの前にじーっと座って観ている子や夢中でゲームをしている子の方が、手間がかからず良い子なのです。

そして子どもの希望や欲求を先取りして、必要以上に物心両面の援助をします。物分かりの良い親が多くなりました。

ですから子どもの方も、ガマンしたり力一杯大人に抵抗したりしなくなりました。親子の葛藤から親の方が逃げてしまっているとも言えます。

「今の子どもたちは、・・・」の批判的・悲観的な言葉に代えて、子ども自身がもっと生き生きと活動する場を与えて、子どもが主役になって行動出来るようにしなければならないと、お母さんたちの声を聞いて強く思いました。



コメント

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  • 2016/02/03(水) 18:16:16 |
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清仔さんへ

コメント拝見しました。獣道を人が利用して自ずと道になる、というのとは話が違いますね。
本当に道路が必要なのか? 道路が出来たら、どんな不便や危険が生じるのか? 地域の人の声が大事ですね。
計画をよく読んで、パブリックコメントが出来るようでしたら書いてみます。

  • 2016/02/04(木) 10:32:45 |
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  • 元園長 #-
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