幼児教育を語るひろば

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知行合一

鬼畜にも劣る
また憤りを抑えきれない事件が起きました。 大田区で若い母親の交際相手が、3歳の男児に暴力を振るって死亡させるという事件です。

先日も狭山市で3歳の女児が、虐待を受けて死亡しました。 幼い子どもの命を奪うとは、人間の為す業ではありません。鬼畜にも劣る行為です。

いずれの場合も母親が若くて、 若い男性と交際しての事件です。 このあたりに、問題があるのではないでしょうか?


知行合一
「真に知れば必ず行うもの。行いに現れざるは、真に知らざるに因る。」
(王陽明・1472〜1528年 中国明代の儒学者)
知っているのにやらなければ、知らないのと同じということです。

「知」という文字は、口から出た言葉を矢のように速く理解するという意味があるそうです。類義字に「智」があります。知よりは後から作られた文字で、知と同じように使われる場合があります。よく考えた後で、物事を明らかにする知恵のことのようです。ですから、知を智と置き換えても同義です。

「知」には、次のような熟語があります。

「知性」→ 物事を知り、考え、判断する能力。
「知恵」→ 物事の道理をよくわきまえ、優れた判断や処理が出来る能力。
「知識」→ 物事について知っていること。理解・認識すること。
「知者」→ 物事の道理をわきまえた賢い人。
「知己」→ 自分のことをよく知っていてくれる人。
「知徳」→ 知恵と徳行。
「知足」→ 足ることを知る。心豊かな人のこと。(老子の教えから)

「思考」は類義語です。
「思考(知)は行動の種である。」(エマーソン・1803〜1882年・アメリカの思想家)

「 山高きがゆえに貴からず、 樹あるをもって貴しとなす。 人肥えたるがゆえに貴からず、知あるをもって貴しとなす。」

文字通りです。でも、なまはんかな「知」しかないのに油断してはいけません。

「わずかなる知識しかもたぬ人間は多く語る。識者は多く黙っている。(ルソー)」と言われます。クラウデュースは「自分の知らないことを自覚した人が、賢いのである。」と言っています。

漱石は、「草枕」の出だしでこう書いています。

「智に働けば角が立つ、情に棹させば流される。とかく人の世は住みにくい。」

漱石は知識の押し売りは人間関係を損なうし、感情的になれば自分をコントロール出来なくなると戒めています。関連して、ラブレー(1494〜1553年頃のフランスの作家)の忠告を紹介しましょう。

「良心のない知識は、人間の魂を滅ぼすものだ。」
良心や道義心を忘れたら、知では無いということです。



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