幼児教育を語るひろば

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冬将軍

冬将軍
昨日から日本列島は、この冬一番の大寒波に覆われています。冬将軍のお出ましです。正月三が日を暖かく過ごした東京人には、我慢できない寒さです。

大陸から訪れる寒波を「冬将軍」と呼ぶのは何故でしょうか?

調べてみたら1812年ロシアに攻め入ったナポレオンが、モスクワまで侵攻しながらマイナス30℃〜40℃という厳しい寒さのために、戦意を消失して惨めな退却を強いられる羽目になりました。

ロシアは確たる産業も無い寒い国ですが、この冬将軍に守られて国力を維持していると言えます。

今回の大寒波による大雪は、西日本が中心です。でも九州を含めた西日本が大雪に見舞われるのは、今に始まったことではありません。

お天気博士の 倉嶋厚さんによると、 南海から多大な熱量を運ぶ黒潮の一部は、九州の西岸を通って対馬海流となり、山陰・北陸の沿岸を北上します。

その暖流の上に シベリアからの 冷たい風が吹いてくると、 下から温められて対流が強まり雪雲が成長します。 雪雲の形は、夏雲と同じ積雲や積乱雲で、 夏と違うのは背が低いだけです。だから雪起こしの雷が鳴るのです。夏の夕立と同じ現象です。

森鴎外は、「小倉日記」の中でこう述べています。

「終日風雪。そのさま北國と同じからず。風の一堆の暗雲を送り来るとき、雪花翻り落ちて、天の一隅には却りて日光の青空より洩れ出づるを見る、九州の雪は冬の夕立なりともいふべきにや。」

寒暖の差が激しいこの頃ですが、まだ冬将軍のお出ましはあるのでしょうか?

福島の田舎の従姉妹から、寒餅・干し柿・干し芋が送られてきました。いずれも寒の気温や水質がそれらを作るのに適しているため、味も良く保存もきくのです。考えれば冬将軍の賜物です。

寒と冬将軍は同体です。昔から寒の期間中寒さに耐えて修行に励めば、心身が鍛えられると言われます。「冬将軍来たりなば春遠からじ」で、頑張りましょう!



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