幼児教育を語るひろば

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お父さん 出番です  (1)

ベネッセ教育総合研究所は、今年実施した「幼児の生活アンケート」の結果を公表しました。同研究所は、1995年から5年毎に同様の調査を実施しています。

現在就学前の子どもたちは、保育園や幼稚園で過ごす時間が長くなりました。
では園外では子どもたちは、誰を相手に遊んでいるのでしょうか?

調査によると(今年の2〜3月)、遊び相手が20年前とは大きく変わってきたのがわかります。

平日に園以外で遊ぶ相手 (   )内は、1995年

 母親 86% (55%)   父親 18% ( 9%)
 祖母 17% ( 9%)   祖父  8% ( 4%)

母親不在時に、子どもが遊ぶ人で変化があったもの

 父親 66% (2005年は51%)
 友達 27% (2005年は56%)・・・半減している

父親が、子どもと関わる時間や場が増えてきたのは大変よいことです。「子どもが最初に接する教師は母親」と言いますが、父親もそうあって欲しいです。

友だちとの遊びが半減したのは心配です。それぞれが塾だお稽古事だと忙しく、遊び相手がいないのでしょう。それに最近の子どもたちは、家で一人でゲームなどして過ごすのが普通で外遊びが嫌いです。

ルソー(1712〜1778年)は、「エミール」で父親の役割をこう述べています。
(少し厳しい言葉ですが・・・)

父親は、子どもを作ってこれを養っても、それではまだつとめの三分の一しか果たしていないのだ。父親は、人類に対しては人間を作る義務を、社会に対しては社会人を作る義務を、国家に対しては市民を作る義務を債務として負うているのだ。

この三重の負債を支払うことができるにかかわらず、なおそれをしない者はみな犯罪者であり、しかも半端な支払い方をするときは、おそらくいっそう罪は重いであろう。

元来、父親としての義務を果たし得ない者は、父親になる権利などまるで無いのだ。貧困であろうと仕事であろうと体面であろうと、わが手でわが子を育て、教育しないですむ言いわけには絶対にならない。

読者よ、わたしの言うところを心をむなしうして信ずるがよい。どんな人でも、人間の情を持ちながらかくも神聖な義務をおろそかにする人に対してわたしは予言する。このような人は、いつかは自分の過誤の上に、永く苦い涙を注ぐことになろうし、涙を流してもついに慰められることがないであろう。




コメント

清仔さんへ

過誤に気づく力が欠けているのいですね。その通りだと思います。いつも適切なアドバイスを頂き、ありがとうございます。

  • 2015/12/14(月) 21:25:50 |
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  • 元園長 #-
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