幼児教育を語るひろば

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夏が過ぎ

 夏が過ぎ  風あざみ
   誰のあこがれに  さまよう
   青空に残された  私の心の夏模様


井上陽水が歌う「少年時代」の1節です。風あざみは、アザミが秋風に揺れて
いる様を表しているのでしょう。


平安人の歌も、秋風を詠んでいます。
   秋来ぬと  目にはさやかに見えねども 
                  風の音にぞ  おどろかれぬる
   (藤原敏行 朝臣)


東京は先週から涼しい日が続いています。きょうから暦は9月、実りの秋を迎えます。9月には「長月」・「菊月」・「紅葉月」と、この季節に相応しいセカンドネームが付いています。

然し、涼しいからと安心は出来ません。 9月=秋 とはならないのです。まだまだ厳しい残暑が続きます。「暑さ寒さも彼岸まで」ですから、本格的な秋の訪れは、月末になるのではないでしょうか?  それに「残暑」は、秋の季語ですから・・・


家の向き  西日に残る  暑さ哉 (子規)
私が最後に勤めた小学校も幼稚園も、運動会が秋だったので、9月にはそのための練習がありました。残暑の中で子どもたちが、汗だくになって頑張っていたのを思い出します。9月の声を聞いても、まだまだ暑い日は続きます。

きのふより  根津の祭の  残暑かな (万太郎)
若い頃文京区の小学校に勤めていたので、根津神社へは度々伺いました。 特に
ツツジの咲く4月や、お祭りのある9月によく行きました。
それに根津近辺は、明治の文豪たち(鴎外・漱石・一葉・啄木など)の足跡が多く
残っているので、それらを尋ねて回るのも楽しみでした。

捨てもあへぬ  団扇参れと  残暑哉 (漱石)
私は団扇派です。香川県丸亀市の知人が、以前は本場の団扇を届けてくれたので愛用していました。(いまでも幾つか大事に保管しています) 最近は竹骨の団扇を殆ど目にすることがありません。駅前で宣伝用に配られる団扇や、行事の記念に貰うプラスチック骨の団扇で我慢しています。それでも団扇が好きです。


昔から9月1日は「二百十日」と言われ、台風が来る厄日でした。でも最近は、台風の来るのが早いような気がします。今年もすでに台風16号が襲来しました。二百十日が来て秋の訪れに気づいたのに、季節を知る目安がずれて来ました。

横浜では、平年より26日も早くススキが開花したと聞きます。開花は日照時間と関係があるようですが、横浜は、秋の訪れが早かったのでしょうか?
温暖化の影響もあるのでしょうが、近頃の天候はほんとうに気まぐれです。


   

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