幼児教育を語るひろば

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自由とは

台風11号接近中
大型で強い台風が、明日から明後日にかけて西日本へ上陸しそうです。梅雨時に次々と台風が発生しています。これも地球温暖化による異常気象のせいで無ければよいのですが・・・  台風被害が大きくならないように祈ります。


安全保障関連法案採決
午後からテレビで国会中継を見ていました。戦争法案と言われる「安全保障関連法案」が、衆院特別委で審議されました。野党議員が「強行採決反対」のプラカードを手にして議長席周辺を取り囲んで抗議していましたが、結局は自民・公明の与党議員の賛成多数で可決されました。  マスコミの世論調査でも反対が多い
法案なのに、これでよいのでしょうか?  心配です。



自由とは
安倍首相に近い自民党議員の勉強会「文化芸術懇話会」での発言を巡り、沖縄の
新聞社を威圧する言葉があり問題になりました。

講師として招かれた作家の百田尚樹氏は、 具体的に2つの新聞社名をあげて
「つぶさなあかん」 と言いました。

直後首相は衆院特別委で、「私的な勉強会でいろんな自由闊達な議論がある。
党には党としての考えがあるわけで、言論の自由は民主主義の根幹をなすもので、我々は尊重している。」 と発言していました。

その後「発言は極めて不適切だった」と、首相は陳謝しましたが・・・  この事件を契機に「言論の自由なら、何を言ってもよいのか?」 と、話題になりました。

思想家の内田樹さんは、次のように言っています。(8日付朝日新聞・部分)

言論の自由とは、言論が行き交う場に対する敬意、信認のこと。自由に議論する場が確保されていれば、長期的・集団的にはどの意見が適切だったかの判定が
下るだろうという、人間の集合的英知に対する信頼が「言論の自由」です。

言論の自由の唯一の条件は、黙れと言ってはいけないということ。メディアに対してつぶれろとか黙れという人の発言を、言論の自由だからと認めたら、遠からず言論の自由はなくなってしまう。許してはいけない。
 


言論の自由ばかりではありません。今時の若者たちにマナー違反を注意すると、「俺たちの自由・・・」 と、すぐに反発します。

宗教学者のひろさちやさんは、著書「般若心経88講(新潮社発行)」でこう述べています。

 「自由」というのは、文字通りに「自分に由る」 といった意味ですから、ここに
主体性の確立が言われているのです。

 では、自由自在に観るー ということの意味を、もう少し考えてみましょう。わたしたちは本当に、物を自分に由って見ているでしょうか・・・。 怪しいですね。
他人が、あの人はいい人だと言えば、いい人のように見てしまう。世間の評判が悪くなると、わたしもその人を悪い人だと見る。これでは、わたしたちは他人に由って物や人を見ているのですね。 宣伝に踊らされて商品を購入するのも、
「自由」ではなしに「他由」ですね。

アメリカの子どもは、多くの友だちがこの商品を持っているから、ぼくはいらないと言うそうです。もちろん、全部が全部ではないでしょうが・・・。日本の子どもは反対ですね。皆が持っているから、ぼくにも買って・・・ とねだります。これは明らかに「他由」です。


私たちは「自由」と「他由」をはき違えていないかどうか?   この際じっくり考えてみる必要があります。


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