幼児教育を語るひろば

幼児教育を語るひろば

自信喪失

内閣府が実施した「結婚・家族形成に関する意識調査」の結果が、22日に公表されました。

その中で未婚で恋人がいない761人へ、「恋人が欲しいですか?」 と尋ねたところ、37.6%が「欲しくない」 と答えています。その理由の中で「自分は魅力がないのではと思う」が、34.2%もいたそうです。

幼児期・少年期は積極的で自信満々だった子が、長じて思春期を迎えると、だんだん自信を失くしていくのは世の常です。挙げ句の果てに生活態度は投げやりになり、何事にも無気力に対応するようになります。

自信喪失(自己否定)は、思春期以降によく現れます。成長の証なのですが・・・  
重症化すると、自傷や自殺にまで自分を追い込んでしまいます。

原因は何でしょうか?

*成果が上がらない(勉強・仕事の)
*進路が決まらない(学校・会社)
*体調が思わしくない(運動能力も)
*人間関係がうまく行かない(学校・職場・地域で)
*家庭に不満(家族関係・経済事情など)
*顔や体型が気に入らない
*自分の性格が嫌になる  など。

自信喪失の原因は、数え上げれば切りがありません。思春期の特徴と言ってしまえば簡単ですが、本人にとっては深刻な問題です。彼らは、この壁を乗り越えなければなりません。

実は本人は気づいていませんが、彼らは乗り越える力をすでに身につけているのです。なぜなら彼らは、幼少期を無事乗り切って来たではないですか。その力を、再び輝かせればよいのです。

そこで大人(親・先生・先輩・医師・・・)の出番です。あらためて当人との信頼関係を築き、温かい愛情と思いやりの心を表現することです。

具体的には、積極的に声をかけ笑顔で接します。笑い声の絶えない家庭づくりを心がけます。笑いは一番の良薬です。

担任の先生(勤めていれば職場の上司)の協力も欠かせません。なぜなら、自信喪失の原因に、学校(職場)の人間関係や勉強(仕事)に関わる問題が多いからです。

担任や上司へは「本人が自信を失くしているから事情を聞いてやって欲しい。」と、電話で依頼すればよいでしょう。事情を聞いてもらうだけでも、効果はあるのです。

では「魅力がない」とは回答しなかった他の65.8%は、恋愛も結婚も順調なのでしょうか?  世の中そう甘くはないようです。恋愛の機会はあっても、彼らも難しい課題に出会うことが多いのです。

それに、現代っ子は、ちょっとつまずくと立ち直れません。転び方・負け方が下手なのです。ひとりぼっちに落ち入りやすいのです。周りの大人が、できるだけ声をかけてあげるようにしましょう。

     受け身・負ける練習   相田みつを 作
(前略)  
      長い人生には           
      カッコよく勝つよりも      
      ぶざまに負けたり        
      だらしなく恥を          
      さらすことのほうが       
      はるかに多いからです     
      
      そして負け方や受け身の             
      ほんとうに身についた人間が
      人の世の悲しみや
      苦しみに耐えてひと(他人)の胸の痛みを
      心の底から理解できる
      やさしく暖かい
      人間になれるんです   (後略)


コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://freesia7.blog10.fc2.com/tb.php/1546-eff38db8