幼児教育を語るひろば

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新茶

いつも利用している静岡のお茶屋さんへ新茶を注文したところ、早速に送られてきました。

私は、この店の「芯蒸し茶」を愛用しています。「茶葉の芯から余すところなく
茶の旨みを引き出しています」という効能書きにも惹かれているのですが・・・

お茶は、805年に遣唐使たちが中国から持ち帰ったと言われます。伝教大師
最澄が比叡山麓の坂本に植えたとか、弘法大師空海が嵯峨天皇に献上したとか、
永忠大僧正が近畿地方に広めたとか・・・ 諸説あるようです。3人の遣唐使が、
それぞれ持ち帰ったのかも知れません。

いずれにしても、日本にお茶が伝わって1100年以上の歳月が経ちましたから、もうすっかり日本人の生活の中に溶け込んでいます。

「お茶にしようか?」と言われれば、仕事の手を休めて休憩することです。
外出先でお茶が飲みたくなったら、「茶店」に入りました。茶店は、「茶房」・「喫茶店」と名を変えて行きます。「茶代」と言うと、飲食代やチップのことです。

私たちの生活を見回しても、身の回りにはお茶に関わる言葉がいっぱいあります。小型のスプーンは、「茶匙(ちゃさじ)」と言います。「茶碗」と言えば、ご飯を食べる食器です。どこの家にも「茶箪笥(ちゃだんす)」があります。初めは茶器を入れたのでしょうが、今は食器類を収納する戸棚のことを言います。

家族が食事をしたりくつろいだりする部屋は、「茶の間」です。そこで交わす会話は「茶飲話」です。肩の張らない世間話です。

お茶を入れて「茶柱」が立てば吉兆です。朝のお茶で、その日の運・不運を占ったりしました。衣服にも「茶羽織り」なるものがあります。元々は茶会で着用した羽織ですが、今は女性用の丈が腰までの短い羽織のことです。

「茶腹も一時」と言えば、わずかなものでも一時しのぎになるという意味です。
神仏に願い事を叶えてもらいたい時には、「茶断ち」をします。お茶が日常生活で欠かすことができないものだからこそ、そう言われるのです。

「茶番狂言」は、身振り手振りで滑稽なことを演じる劇のことです。転じて「茶番」は、底の見えた馬鹿げた出来事のことを言います。

昔、芝居小屋で客に茶を出す役目の人を「茶番」と言いました。茶番は幕間の時間に、お客が退屈しないように寸劇を披露しました。でも素人芸で上手でなかったので、茶番劇と軽視されました。それで底の見えた馬鹿げた所作を、「茶番(劇)」と言うようになったのです。

「茶目っ気」があると言えば、愛嬌があっていたずらっぽいことです。「茶化す」・「茶々を入れる」は、からかうこと・ひやかすことです。

「(日常)茶飯事」と言えば、毎日食事をするようにごくありふれたことを指します。「茶」のつく言葉を身の回りから探すのは容易です。それだけ身近にお茶が
あるからです。

私もそうですがコーヒー党も増えました。でも日本での市民権を得るには、まだ時間がかかりそうです。

新茶の話から、話題を茶化してしまいましたね。



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