幼児教育を語るひろば

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洒落か?   いじめか?

隣接する公園のベンチで一休みしているところへ、近くの保育園児十数人が保育士さんに引率されてきました。年長組らしい園児たちは、先生の注意を聞いてからブランコや砂場へ散って行きました。

私の目の前の砂場で遊んでいた数人の男児と女児が、原因は不明ですが口争いを始めました。するとひとりの男児が、ひとりの女児に向かって、「みっちゃんみちみちうんこたれて、紙が無いから手で拭いて、もったいないから舐めちゃった。」と囃し立てました。

女児は男児に何か言いながら、泣き出しました。そして先生のところへ走って行きました。多分、男児のことを訴えに行ったのだと思います。

それよりも、私はびっくりして耳を疑いました。男児の囃し言葉は、私が子どもだった頃と同じです。当時の子どもたちの「洒落(しゃれ)言葉」です。と言うより、「駄洒落(だじゃれ)言葉」と言った方が適切かも知れません。

私の名は「かずみ」ですから、よく友だちから「かっちゃん数の子ニシンの子、お尻を狙ってカッパの子。」と言われ、お尻パンチを喰らいました。

洒落言葉で囃すのは、子どもたちのちょっと気取ったポーズでもありました。
得意になって使ったものです。

*驚き 桃ノ木 山椒の木 たぬきに ブリキに 蓄音機
*バカの大足 間抜けの小足 中途半端の ろくでなし
*鼻くそ丸めて 花一文目 ・・・
*お正月に餅食って 腹をこわして死んじゃった 早く来い来い霊柩車
*年の初めのためしとて 尾張名古屋の大地震 松竹ひっくり返して大騒ぎ ・・・


まだまだ色々ありますが、こんな洒落言葉を楽しんでいました。でも今は違うようです。男児の様子を見ると、女児を攻撃するために使っていました。

どこで覚えたのか?   今の子どもたちの間で流行っているのか? 
男児に尋ねたかったのですが、子どもたちは別の場所へ移動してしまったので確かめる機会を失いました。女児の訴えを聞いた今時の先生は、どう対応されたのかも知りたかったのですが・・・

いずれにしても、相手を傷つけたり心に痛みを与えたりしてはいけません。洒落で済むか、いじめになるかは、相手の心の痛みが分かるかどうかで決まります。

ひと言で言えば、共感性が育っているかどうかです。共感性が乏しいと言われる現状ですから、今はいじめ言葉になっているのかも知れません。


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