幼児教育を語るひろば

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発達障害

サクラ満開 

(2015, 3. 31  練馬区関町南・千川上水沿いのソメイヨシノ



発達障害
発達障害と見なされる子どもの(小中学生)数は、8万3千余人で過去最多になったと、文科省が発表しました。特に人とのコミュニケーションが苦手だったり、読み書きが難しかったりする発達障害の子どもが増えていると言います。
その内自閉症・注意欠陥多動性障害・学習障害の3つが、全体の45%を占めているとのことです。

発達障害は、最近になって一般に認知されるようになりました。家庭でも学校でも、関心を持つようになりました。そのためか、子どもの行動に過度に反応して、発達障害を心配する親も増えてきました。でも発達障害に対する理解は、そんなに深くは無いようです。

発達障害は、精神と知能の2障害が複合している事例が多いのですが、一方だけという人もかなりいます。学習能力は問題無いが、意思疎通や社交性に欠けるという子どもに、かって私も数多く出会いました。それに発達障害に気づかないで社会に出た人は一杯います。

私たちは次のような子どもの行動を見ると、すぐに発達障害と決めつけてはいないでしょうか?

・落ち着きが無い ・乱暴 ・動きが激しい(多動) ・大声(奇声)をあげる
・癇癪持ち ・すぐケンカする ・物を壊す ・勉強嫌い ・学校嫌い ・友だち嫌い
・嘘つき ・注意散漫 ・すぐ厭きる ・集中できない ・特定のものにこだわる
・言葉の遅れ ・依頼心が強い ・引っ込み思案 ・集団活動が苦手・・・ など。


普通から外れた行動は、発達障害と判定すればそれで全て解決したような気になりがちです。それに学校では発達障害に配慮した教育を実施するのが、指導者の確保や設備面から難しいのが現状です。ですから積極的に対応するのを諦めてしまう傾向があります。

昨年度発達障害がある子どもの指導に当たった教員数は、6562人でした。毎年増えてはいるものの、対象となる子どもの数も増えているので、教員1人当たりの担当は平均13人で、ここ数年横ばい状態だそうです。

発達障害への支援は、早い段階で気づいて対応するのが良いことは言うまでもありません。でも発達障害と一口で言っても、その症状は多様です。また発達障害の研究もまだ道半ばです。支援のあり方を間違えると、かえって症状が悪化したり周囲とのトラブルになったりする危険もあります。

時間はかかりますが家庭・学校・職場・関係機関・・・ などが、ネットワークを組んで、発達障害者のための指導や支援のあり方をどうするか?   じっくり考えることが大事です。発達障害と言われたからと言って、慌てることは無いのです。

文科省も、小中学校の通常学級に在籍する発達障害児は、全体の6.5%に当たると推測しています。(2012年)
正式な答え(対策・支援)が出るのはこれからです。


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