幼児教育を語るひろば

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稽古は強かれ

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ラッパ水仙の芽生え (2015, 2. 21 写す)
気づいたら、自生しているラッパ水仙の芽が顔を出していました。


世阿弥が書いた「風姿花伝」に、父観阿弥の「稽古は強かれ 情識はなかれ」という言葉があります。稽古は、学ぶこと・芸事などを習うことです。
情識は後述します。

学び方について、観阿弥はこう言います。
「世の中に認められるということは、稽古によって自分の芸を磨くことだ。そのためには、自分の競争相手が自分より上手ならもちろん、下手でもそれに学ぶ
心がけが大切だ。下手だって長所は必ずあるのだから。」

そして、「自分が克服しなければならない最初の敵は、情識だ。」と言います。
情識とは、凡人が持つ迷いの心のことです。強情で・頑固で・うぬぼれで、人の
言うことを聞かずに争ってばかりいる人のことです。

さらに観阿弥は、「人生の花は大人になったら咲くのだから、12〜13歳頃の稽古は無理せず技巧をこらさずに、自然な身のこなしを大事にしなさい。」と諭しています。

ところで何事もそうですが、学ぶのは若いうちです。学問もスポーツも習い事も、幼児期から始めると覚えられるし、身につくと言われます。

日本人はどうも過保護に子育てするので、あまり小さいうちからハードな稽古は敬遠します。豊かさのためかも知れませんが・・・

アメリカ人は、出来るだけ早く子どもが独り立ち出来るように仕向けると言われます。その方が、失敗にもくじけない回復力の強い子に育つからというのです。

実際に「人生で一度も失敗しない」などということは、あり得ません。むしろ早く失敗を経験して負け上手のくせをつけ、やり直しが利く人間になって欲しいと思います。その方がずっと幸せな人生を送ることが出来ます。

だからと言って誰でも、画一的に1歳からあるいは2歳から稽古を始めなさいと言う訳ではありません。十人十色、それぞれスタートはバラバラ、機が熟してからでよいのです。


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