幼児教育を語るひろば

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自然災害

御嶽山の噴火から1週間が経ちました。登山者47人の死亡が確認され、安否不明者が16人に上ると発表されています。

噴火直前から火山微動があったというのに、どうして登山規制が取られなかったのかと悔やまれます。

きょうも捜索が続けられるとのことですが、台風18号が日本列島に近づいています。捜索隊が二次災害に遭うのも困りますし、安否不明者の捜索が出来なくなるのも心配です。

日本列島は山続きです。そして周りは海に囲まれています。山と海の生活が、私たち日本人の宿命です。ですから私たちの祖先は、古代から山と海を自然神として畏敬してきました。

自然災害は、「天災」と言って全て神の怒りと考えました。そこで神を篤く祭り敬うことによって、災難を免れようとしました。火山を鎮めるのが「山神」、海難(水難)から守ってくれるのが「海神」です。

山の神は、山を司る神様です。山で働く人はもちろん、麓で暮らす人たちにとっても、生活を助け支えてくれる存在です。海(水)の神も、飲用水・灌漑用水など水の守り神です。

御嶽山は、昔から優れた自然環境で山神が宿る聖地です。古代は、人が立ち入れない場所でした。社殿などの建造物も、造ってはいけない場所でした。祭り事を司る時のみ、入ることが許されました。それほどまでに、自然に対する畏敬の念が強かった証です。

文明・文化が進歩した今日、信仰の場としての価値が薄れて行くのは仕方ありません。でも畏敬の念を疎かにしてはなりません。

私たち日本人は、自然神を祈ることで平和と繁栄を図ってきました。自然現象こそ神の発現、という謙虚さを忘れないようにしましょう。

御嶽山の安否不明者が、1日も早く家族の元へ帰れるように願っています。


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