幼児教育を語るひろば

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認定子ども園

2006年度に始まった認定子ども園は、4月1日現在全国で1359園になったそうです。だいぶ軌道に乗って来たと思ったら、全国の幼稚園・保育所数から見るとまだまだ微々たる数のようです。

認定子ども園は、①幼保連携型・②幼稚園型・③保育所型(保護者が就労していない子も受け入れる幼稚園的機能を備えた保育所型も含む) に分類されます。

ところで新聞報道に拠ると、2016年春 お茶の水女子大学に(文京区)、文京区立の認定こども園が開設されるとのことです。認可保育所に幼稚園機能を
備えた「保育所型」だそうです。

運営は大学が担うと言います。わが国初の幼稚園を開設した(1876年・明治9年)お茶の水女子大学(当時は女子高等師範学校)です。「子どもが主体で遊びながら学ぶ」が、開園当初からの教育方針でした。そして今日まで、わが国の幼稚園教育をリードしてきました。
私が勤務した武蔵野市立境幼稚園も、その精神を受け継いでいました。

認定こども園は、幼児教育・保育・子育てにきめ細かく対応出来るというので、多くの期待を担ってスタートしました。でもここに来て、認定子ども園返上の声が上がっています。

元々幼稚園・保育園には、設置基準の違いがあります。それが来年4月から、子ども・子育て支援の新制度が実施されるということになりました。そうなると特に大規模施設は、補助金が減ってしまうというのです。加えて保育所経営を金儲けの手段と考えている企業は、参入が容易になるという声もあります。
政府はそれらの噂を否定していますが、どうなることでしょうか?

ところで、認定こども園制度の背景には、待機児童対策が見え隠れしています。保育所への入園を待つ児童数を減らすための政策でもあったのです。

武蔵野市立境幼稚園も、25年4月から「境子ども園」としてスタートしました。いわゆる「幼保連携型」です。園の理念・保育目標の中で、こう謳っています。

保育・幼児教育を一体的に保障し、「のびのびとした遊びを大切にする保育」を
実施し、子どもたちの心と体の健やかな成長を目指します。(以下略)


本業の保育活動の他に、色々な子育て支援事業も手がけて、地域との関わりを深める努力を続けています。そろそろ成果を問われる時機にもなりました。全国の認定こども園の先駆けとなるように、期待しています。

人間どう生きるか、どのようにふるまい、どんな気持ちで日々を送ればよいか、本当に知っていなくてはならないことを、私は全部残らず、幼稚園で教わった。人生の知恵は、大学院という山のテッペンにあるのではなく、幼稚園の砂場に
埋まっていたのである。 (ロバート・フルガム)


幼稚園が子ども園に変わろうと、子どもたちは園の砂場から全てを学んでいるのです。


コメント

どうかな

地域との関わりは増えてるのかなぁ???そんな実感はありませんでした。むしろ逆でした。

  • 2014/10/04(土) 00:54:16 |
  • URL |
  • 清仔 #mQop/nM.
  • [ 編集 ]

清仔さんへ

そうですか 逆ですか どこでそう感じられますか?
私自身 成果が気になっていました

  • 2014/10/04(土) 09:16:14 |
  • URL |
  • 元園長 #-
  • [ 編集 ]

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