幼児教育を語るひろば

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ひとつぶの種を蒔く

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 隣家の渋柿 (2014, 9. 21写す)
柿は日本が原産地とばかり思っていましたが、奈良時代に中国から持ち込ま
れたようです。(日本原産説もある。化石が発見されている。)

世界的な生産量を見ても、1位・中国330万トンで世界の74%) 2位・韓国
(40.1万トン) 3位・日本(25.4万トン)でした。
国内では、1位・和歌山県 2位・奈良県 3位福岡県で、3県で国内生産量の
52%を占めます。柿の種類は一杯ありますが、1位・富有柿 2位・平核無 
3位・刀根早生の3種が、総生産量の60%を占めています。

渋柿と甘柿の区別は、実に含まれるタンニンが口で溶けるかどうかで決まります。(溶ける→可溶性 溶けない→不溶性 前者は渋い 後者は甘い)

柿くへば 鐘が鳴るなり 法隆寺
 渋柿や あら壁つづく 奈良の街
 渋柿や 古寺多き 奈良の街
 
                          (いずれも正岡子規)


ひとつぶの種を蒔く
いつ死ぬる 木の実はまいておく
                              種田山頭火

いつ死ぬか分からない、だけどひとつぶの木の実(種)を蒔いておこう。
という意味だと思います。

仮にいま私がひとつぶのヒノキ(桧)の種を蒔いても、私が生きているうちに
大木になるのを見ることは出来ません。

教育も子育ても、それに似ています。子どもたちが成人して、それぞれの人生の目的を達成するには、まだまだ20〜40年の長い歳月が必要です。

でも蒔かれた種は、刻一刻 休み無く育って行きます。そしてその過程で、子どもたちは未知なる様々な事象を体験します。また、新たな課題にも挑戦します。
その結果、満足したり成功したりすることもあれば、逆に不満を感じたり失敗したりすることもあるのです。

それでも子どもたちは、体験や挑戦を肥料に少しずつ成長して行くのです。
20〜40年後、気づいたら花が咲いて実を結んでいます。

ひとつぶの種と言っても色々です。どんな種を蒔けばよいのでしょうか?  
それを選ぶのが大人の役目です。

学問の基礎基本・社会生活に必要なモラルやルール・健康を維持するための know how、これらを教えることは、種を蒔く大事な活動です。子どもの能力・適正に応じた環境づくり、これもひとつぶの種蒔きになります。

一見種蒔きとは無関係のように見えますが、子どもと一緒に遊ぶこと・子どもと会話を交わすことも、立派なひとつぶの種蒔きです。

さらに大人が感動したことを子どもに伝え(共感し合う)体験させる。また人類が積み重ねて来た歴史・文化を子どもたちに伝える。これらもひとつぶの種を蒔くことに、間違いありません。

蒔かぬ種は生えぬ



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