幼児教育を語るひろば

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こころ


 りんどう (2014, 9. 15写す)

敬老の日というので、娘からりんどうが送られてきました。
 わが国は、75歳以上が8人に1人という長寿国です。
歳だけ取って、周囲に迷惑をかけるのも不本意です。老人になると欠落するのが、向上心・好奇心・協調性・自制心・・・ 色々あります。心して歳を重ねたいと、改めて思いました。


こころ
だいぶ前のことです。散歩の途中 M公園で休憩していた時に、ブランコで遊んでいた小学校低学年児(男児2人)の言葉が、耳に残りました。

「ハンスの本心は、王様になりたかったんだ。」
「そうだよ。」
「エルサは、本当は優しい心の人だね。」
「うん、凍ったアナを抱いて生き返らせたじゃない。」
 ・・・・・


どうやらディズニー映画の「アナと雪の女王」の話のようです。

「こころ」は、ものすごく抽象的な概念です。子どもたちは、どの程度理解しているのでしょうか?

かって幼稚園の年長児に、「心って何?」と尋ねたことがあります。 多くの子は
「心臓のこと」と、答えました。他には、「生きるために大切もの」・「優しい気持ち」・「考え」・「まごころ」・「脳みそ」・・・ などという、少数意見がありました。

「では、心はどこにあるの?」と聞くと、「胸」と言って、心臓の辺りに手を当てる子が殆どでした。他には、「頭」・「体の中」と言う子もいました。

園児たちとのやり取りから、「人間の意志・感情などの活動を支配しているのが心」と、何となく捉えている様子が分かりました。

昨夜9時からNHKテレビで、「死ぬとき心はどうなるのか」という番組がありました。立花隆氏が、著名な精神科医や脳科学者などに取材して、考えを述べるという内容です。

先ず臨死体験を基に、心は脳の働きと関係があることが明かされました。心が体から抜け出します。心は死んでも存在するように思われます。心が体を抜け出すと(体外離脱)、次に神秘体験があると言います。

米国の脳神経外科医のアレキサンダー博士は、脳が心を生むというのは間違いだと言います。臨死体験は、脳が働いていない時にも起きると言うのです。生後1ヶ月の乳児でも、体外離脱の体験があるという事例が紹介されていました。

心停止後も脳波の動きがあり、臨死体験中も脳は活動していることも実証されました。脳が正常に機能しなければ、体の感覚は破壊されるようです。どうも心と体は、別々にあるようです。

テレビを見ていても、人間の心はいったい何処にあるのか?  
結局はっきりしません。

心は何処で生まれるのか?  心が生まれるメカニズムを、科学者たちも追求しています。でも、今もって追い続ける課題のようでした。

人間の意識(感覚・感情・行動・記憶・・・ ) 則ち自我は、心の一部だと言っていました。トノーニ教授は(米国)、「意識は、神経細胞が脳内で蜘蛛の巣のように複雑にからみあって繋がった時に起こる。」と言います。100兆もの細胞の繋がりだそうですから、聞いただけでもこんがらかってしまいます。

最先端の脳科学者は、死ねば心も消えると言います。でも立花氏は、以前死後の世界を否定していた精神科医と会って、「死後の世界はあるのでは?」  と、
また振り出しに戻って番組を終わりました。

人間の心ほど奥深く不可解で、それでいて無限の領域や発展の可能性を秘めているものは、他にはありません。
きょうは敬老の日、心静かにわが心の変遷を振り返ってみることにします。


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