幼児教育を語るひろば

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伸び伸びと育てる

教育評論家の〇〇先生が、ラジオで「子どもは伸び伸びと育てましょう!」と、話していました。「伸び伸びと育てる」、とても響きの良い言葉で誰でも賛同します。

でも「伸び伸びと育てる」とは、具体的にはどう育てることなのでしょうか?  〇〇先生は、それにはあまり触れませんでした。

確かに伸び伸びと育った子は、明るく元気でさっぱりした子どもだろうと推察できます。きっと社会生活(集団生活)でも、自分の考えをはっきり主張する反面、他人の意見も尊重できる協調性のある子だと思います。

つまり自他を大切にできる子です。これは、民主主義の基本です。となると伸び伸びと育てることは、社会形成の上で必要不可欠な条件となります。

それにしても伸び伸びと育てるには、どうしたら良いのでしょうか?
子どもの意志を無視したり、きまりで束縛したりすれば、伸び伸びと育たないことは分かります。それでは自由勝手に、子どもの気の向くままに行動させておけば良いのでしょうか?  そうしたら、他人迷惑な野放途な人間になってしまう心配があります。

私たちは、平和で安定した生活を求めています。そのためには、社会生活での基本的な約束事を身につける必要があります。遊びにも勉強にも、約束事はあります。その約束事は、教えなければ分かりませんし、身にもつきません。

それに「伸び伸びと育つ」という言葉には、正しく真っすぐに伸びて欲しいという願いも込められています。正しく真っすぐに伸びて行くためにも、約束事の理解は大事なことです。

約束事を無視したら友だちとも遊べませんし、学校(園)での活動もできません。つまり人間関係が成立しません。基礎的基本的な約束事は、人間関係の土壌であり肥料なのです。土壌は生育環境と同義です。

土壌を耕し肥料をあげないと、人間も正しく真っすぐには成長しないということです。これは言い換えれば、幼児期に欠かせない躾(しつけ)のことです。

伸び伸びと育てるためには、それなりのしつけが必要なのです。伸び伸びと育てるための下準備です。下準備が整ったと判断したら、後は子どもの自主性に任せます。放っておいても、子どもは伸び伸びと育って行くはずです。

そしてできれば、「どこまで伸びるか?」 子ども自身に目当てを持たせます。
そして伸びるために、何をしたら良いかを考えさせます。要は放っておいては、伸び伸びとは育たないということです。



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