幼児教育を語るひろば

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長所を見つける

3月19日の「天賦の才を見つける」の記事に、T さんからメールで質問がありました。「子どもの良い面を見つける方法を、もう少し具体的に教えて欲しい。」ということです。

天賦の才は純粋で、私利私欲を伴いません。それは、幼児期にこそ見つけ出す
ことが容易です。でも放っておけば、社会の好ましく無い現実に染まってしまいます。せっかくの天賦の才も、ゆがめられてしまう心配があります。

そこでこんな点に注意して、わが子を観察してみて下さい。

*どんな夢(空想・想像)を抱いているか? 
*どんなことに夢中になるか? (何に興味・関心を持つか?)

*どんな所へ行きたがるか? (好きな居場所は?)
*どんな遊びが好きか? (運動は好きか?)
*どんな話を聞きたがるか? (興味を示す話題は?) 
*どんな歌(楽器)が好きか? (音楽が好きか?)
*どんなオモチャで遊ぶか? (遊び道具を自作又は工夫出来るか?)
*どんな本(絵本)を読みたがるか?
*どんな食べ物が好きか? (料理に興味があるか?)
*どんな手伝いを好むか?
*・・・

大事なことは、子どもの気持ちや行動に共感してあげることです。そうすると子どもの良い面が、必ず見えてきます。共感してあげると子どもの夢はどんどん
膨らんで、豊かに育って行きます。それが長所を伸ばすことになるのです。
朱字で示した項目は、特に気をつけて欲しい点です。

ただ子どもの良さを早く見つけようとして、あせる必要はありません。中には良さが見つけにくい子もいます。そんな時は。成長に伴って夢がよりはっきりした形で現れてくるまで待ちます。初期の段階で子どもの夢や興味・関心に気づく
程度で、まだ間に合いますから・・・

さらに注意する点として、次のようなことが考えられます。

*子ども自身が、自分のことをどう思っているのかを知ります。
幼児期は、心も体も不安定です。褒められればやる気を起こしますが、叱られれば落ち込みます。大人のひと言(評価)によって動揺が激しいのです。 子どもが
自信を持って行動しているかどうかを、把握しましょう。

*子どもの価値観を認めます。
子どもは、幼児なりに自分の行動規範を持っています。自分の考えや価値観は
大事ですから、親(他人)と対立することがしばしばあります。その時は子どもの言い分に耳を傾け、その立場を尊重します。そして共感しながら意見を交換すると、多様な意見や考え方があることに自然と気づくようになるのです。

子どもの価値観を認めることで子どもは他人の意見を素直に聞くようになり、
自分に無いものを取り入れ自分の意見を修正して、より発展させることが出来るのです。これこそ、子どもの長所が自ずと伸びる手法なのです。

蛇足ですが、子どもが生き生きとして取り組んでいる時は、長所が伸びているのです。逆にいらいらしたり怒りっぽくなったりしている時は、長所がゆがめられているのです。


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