幼児教育を語るひろば

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天賦の才を見つける

子どもを見る時、色々な見方があります。
「ぐずで困る」という時は、子どもの遅い動作だけに目が行きがちです。でも見方を変えると、動作は遅いけれど、繰り返し確かめながら行動している場合があります。「誤りが無いか?」 見極めてから行動するしっかり者かも知れません。

悪い面だけという子どもは、めったにいません。見方を変えれば、子どもの良い面に気づく場合が多いのです。それに飲み込みが早く素早く行動する子には、
意外と深まりに欠け、確実さが乏しいという例がよくあります。

子どもの良い面を見つけるのは、親の役目です。 なぜなら子どもが育つ場は、
家庭が主だからです。親子はそこでしっかりと触れ合い、共感し合う関係を築くことが出来ます。
だからこそ子どもの体と心は、家庭で育つと言っても過言ではありません。家庭は子どもが育つ環境作りを通して、その条件作りもしているのです。

多くの親は、子どもの身体的成長を気にします。でも心理的成長にはあまり関心がありません。体の成長ばかり気にして、心がゆがんで成長しても気づかない場合があります。

それぞれの子どもには、個性があります。それも天賦の才(生まれながらにして天から授かった才能)です。わが子の才能は、DNAで決まっていると諦めていませんか?
では子どもは、どんな天賦の才を持って生まれるのでしょうか?  子どもは、
必ず良い面を1つ持って生まれてきます。性善説が存在する根拠です。

天賦の才の第1発見者は母親です。子どもが生まれた時から身近にあって、抱いたり・乳を与えたり・あやしたりするのは母親だからです。

天賦の才をどう育てるかは、母親の双肩にかかっています。
「将来有名校に通わせて出世街道を歩ませよう!」というのは、親心としては分かります。でも世間体を考えたり見栄を張ったりして私欲を伴うと、子どもの天賦の才はゆがめられてしまうのです。

子どもは、意外と体の発達より心の発達の方が早いのです。と言うより、心はどんどん広がって行くと言った方が適切です。

幼児期は、夢を見る力(想像力)が逞しい時期です。ここに天賦の才が隠されています。小学生になると、夢は次第に現実的になってきます。そうなると、ものごとのメカニズムや因果関係に関心が向いて行きます。

幼児期では、子どもの夢に共感する姿勢が大事です。夢の時代は、意外と短いのです。小学生になると、論理的思考力が育ってきます。そうなったら、子どもの疑問に客観的・科学的に対応します。親自身も、論理性を持ってものごとを判断する力が要求されます。子どもの成長に合わせて、心の発達を理解するように心がけましょう。

子どもの想像力は、やがて創造力に発展します。子どもの想像力は、遊びを見ているとよく分かります。逆に想像力を育てるには、遊びが必要なのです。それも自然と触れ合う遊びで、子どもの想像力は限りなく広がって行きます。その想像力に、天賦の才が潜んでいます。

遊びの中から子どもの天賦の才を見つけると共に、それを伸ばしてあげましょう。それには、褒めて励ますことが有効です。褒めて励ますと、悪い点も自ずと
カバーされるものです。

要は「天賦の才を見つける」というのは、「長所を見つける」ことなのです。


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