幼児教育を語るひろば

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風邪症候群

冬の挨拶の決まり文句と言えば、「風邪に気をつけて!」です。そう言われても、風邪が見える訳ではありませんから難しい相談です。人混みの中へ出かければ、咳やくしゃみをしている人にいっぱい出会います。

マスクの効用も言われますが、市販の使い捨てマスクのようなものでは防げないようです。効果を期待するには、ガーゼを5〜6枚重ねたものをマスクの中に入れなければなりません。

うがいも勧められますが、よほど丁寧にやらないと、口中の風邪ウイルスの一部を洗い出すに留まります。奥の気道についたウイルスまで除去するには、普通のうがい程度では無理なようです。

手洗いは風邪ばかりで無く、ノロ・ウイルス退治にも欠かせません。でもテレビなどで紹介される手洗いの様子を見ていると、丁寧過ぎてとても真似出来ません。

昔「風邪に3種類あり」と、教えられたのを思い出します。「寒冒」・「感冒」・「インフルエンザ」がそうです。寒さという物理的な原因で起こるのが「寒冒」です。風邪のウイルスで感染して行くのが「感冒」です。インフルエンザ・ウイルスによって罹るのが「インフルエンザ」です。

インフルエンザは、ワクチンの接種である程度予防出来ますが、厄介なことにインフルエンザにも色々な種類(型)があります。せっかく接種しても、型に合わなければ効果がありません。

中国では鳥インフルエンザが流行っています。これが人から人へと伝染すれば、やがて新型インフルエンザに変身して私たちを襲います。昔も「スペイン風邪」と呼ばれたインフルエンザで、多くの人が犠牲になりました。

でも本当は、寒さだけでは風邪をひかないそうです。体験的には、寒くて風邪をひいたような気がしましたが・・・ 
このことを証明する「スッピッツベルゲン島の話」が有名です。

スピッツベルゲン島は、ノルウエー北の北極圏にあります。10月から翌年の5月までは、氷に閉ざされて船便が遮断されますから、人の往来が出来なくなります。島の平均気温はマイナス10℃になりますが、人々は鼻風邪すらひかないと言います。
船便が再開されて風邪をひいた人が島に来ると、とたんに風邪が流行り出します。風邪はウイルスによって感染するからです。

「風邪は万病の元」という諺があります。どんな病気も初期の症状が風邪の症状と似ているので、たかが風邪と軽視しないように戒めているのです。

一方で、「節気の風邪は買ってでもひけ」という諺があります。盆暮れや年度始めなど忙しい季節の変わり目は、風邪をひけば休めるという生活の知恵だと言われます。でも本意は、「季節の変わり目は、気候の変動が激しくなるので注意しなさい。」という警鐘です。

いずれにしても「良いうちから養生」と、昔から言われます。風邪症候群から身を守るには、ふだんから健康に心がけることが何よりも大事です。


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