幼児教育を語るひろば

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親子関係で悩んだら

仲秋の名月
19日に十五夜のお月様を仰いだばかりですが、きょう27日はもう下弦の月です。歳月の過ぎるのが速いのに、今更ながら驚いています。

ところで「中秋」と書くと、陰暦8月15日のことです。「仲秋」と書くと、秋3ヶ月の中間の月で陰暦8月を指します。今年の十五夜は「中秋」と「仲秋」が、ピッタリ合いました。

26日で、秋のお彼岸も明けました。近所の旧家の軒先で子育てしていたツバメも、いつの間にか姿を消しました。子ツバメと共に、南の国へ帰ったのでしょうか?

うろこ雲が一つと言いたいところですが、きょうは雲一つ見当たらない秋晴れでした。「東京晴天」でしょうか? 夕方になると虫の声も賑やかです。でも意外と秋は早足で過ぎて行きます。冬は、すぐそこまで来ているはずです。


親子関係で悩んだら
親子の仲ほど、摩訶不思議なものはありません。
「親子はDNAでつながっているから、一心同体で仲が良い。」と思っていると、時にはお互い激しくぶつかり合い、暴力をふるって家庭崩壊にまでつながります。

「親子が仲違いする原因は親の方にある」と、識者は言います。
子どもを甘やかすから・子どもを溺愛するから・子どもの言いなりになるから・子どもを自分の思うようにしつけようとするから・子どもの行動に無関心だから・子どもを放任するから・子どもの要求を拒否するから・子どもの意志を無視するから・子どもの感情を汲み取れないから・・・ と、指摘します。

でも、親にも言い分があります。(子どもの年齢と関係するが)
良く無い友人と付き合ったから。
喫煙や飲酒を覚えた・盛り場へ出かけるようになった・学校へ登校しなくなった・金銭など家の物を持ち出すようになった・万引きするようになった・無断外泊するようになった・・・

他にも、当人の性格や習癖を原因にあげます。
はきはきしないから・ぐずぐずしているから・引っ込み思案だから・落着きが無いから。気まぐれだから・ひとりよがりだから・気が荒いから・・・ などがあります。

親子間の問題は、他人に相談しにくい背景があります。いわゆる世間体です。特に子どもの暴力や非行は、親にすれば世間に知られたく無いことであって、隠したり我慢したりするのが普通です。

暴力を振るう子は「小さい時はいい子」という声を、よく耳にします。でも調べてみると、子どもが順調に成長しきれなかった結果です。
(自立困難な子になる)

そんな子が世間(学校)に出てみると、自分より優れた子・しっかりした子にたくさん巡り会います。その挫折感が、親への反抗という形で表れるのです。子どもは気づきませんから、「親が悪い!」・「こんな俺(私)になったのは親のせい!」と、親を責めます。

なぜ順調に成長しなかったのでしょうか?
ひと言で言えば、正常な親子関係が築けなかったのです。正常な親子関係を築くためには、前述の「親子が仲違いする原因・・・」の解消が、先ず求められます。

正常な親子関係では、親子の間隔が適当な距離に保たれています。基本的には、それぞれが自由に行動しています。ただ家庭には約束事がありますから、全く自由気ままにとは参りません。だから、時々不満が生じてぶつかり合うのです。

親子関係は、一方通行ではありません。双方からの働きかけがあります。近づいたり離れたり,時に応じて伸び縮みするのが正常な親子関係なのです。

豊かな時代ですから、子どもたちの「甘えの構造」が問題になります。子どもの暴力や非行が「親に問題があるのか?」・「子どもに問題があるのか?」は別にして、少子化・核家族化が進むにつれて家庭でのしつけや教育の力が失われている現実があります。親子共々、親子関係に自信を失くしているのも事実です。

勇気を出して親子関係を妨げている原因・動機が、家庭のどこに潜んでいるのか? 探してみましょう! 親も子どももごく普通の親子関係を望んでいるのですが、どんな家庭にも問題や悩みは存在します。ですから心配は後回しにして、冷静に原因追求に努めましょう!

親子関係の前に、夫婦関係の確認も必要です。二人のチームワークが悪ければ、ごく普通の親子関係は望めません。「家庭環境とは夫婦関係のこと」と、言い換えることも出来るのです。夫婦のチームワークの良さが、親子の信頼関係を築く近道になります。

愛情は与える側にとってのものではなく、受ける側にとってのものだということを、忘れないで下さい。
悩んでいる親子関係の参考になれば、幸いです。


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