幼児教育を語るひろば

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小さい秋みつけた

  「小いさい秋 みつけた」
               (サトウ ハチロー作詞)
 誰かさんが 誰かさんが 誰かさんが みつけた
 小いさい秋 小いさい秋 小いさい秋 みつけた
 めかくし鬼さん 手のなる方へ
 澄ましたお耳に かすかにしみた 
 呼んでる口笛 もずの声
 小いさい秋 小いさい秋 小いさい秋 みつけた

「めかくし鬼」で遊んでいる子どもたちを、最近はあまり見かけません。外で遊ばなくなったこともありますが、遊びに使う木綿の手ぬぐいが家庭から無くなりました。小さな秋が、一つ消えました。

9月の異名はいっぱいあります。
長月・紅葉月・菊月・菊咲月・祝月・弦月・青女月・暮秋月・素秋月・・・
異名からも、月が美しく冴える様子が分かります。菊は秋を代表する花ですし、木々の紅葉(黄葉)も美しい時期です。青女月の「青女」は、霜や雪を司る女神のことです。青女の登場は少し早い気もしますが、旧暦での異名ですから・・・

7日は24節気の「白露」でしたが、秋の枕詞のような言葉です。わが家の草花にも、白く光る朝露が目立つようになりました。 

「天高く馬肥える秋」と、言います。「空」で無く「天」の方が、どこまでも澄み渡った秋の空が想像出来ます。

秋は多彩です。食欲の秋・運動の秋・行楽の秋・読書の秋・芸術の秋
・灯火親しむ秋・・・ と、続きます。

運動会は、秋の主役でした。過去形で表現したのは、最近春に実施されることが多くなったからです。学校行事や、指導内容が関係すると聞きました。運動の秋なのに、残念です。

とはあれ秋は穀物や果実が実り、涼しい風が吹いて、木の葉も紅葉します。
気温も暑からず寒からず、子どもたちが運動や勉強で頑張るには、そんなに苦にならない季節です。運動や勉強に取り組むことの出来る好機です。不得意なことに挑戦するチャンスでもあります。

一方で、秋は厳しい冬への準備期間ですから、少し淋しい感じが伴うのも事実です。ポール・ヴェルレーヌの、有名なこんな詩があります。

  秋の日の ヴィオロンの 
  ためいきの 身にしみて
  ひたぶるに うら悲し     (上田敏 訳)

秋の代表として忘れてならないのに、「秋の七草」があります。

 はぎ(萩) すすき(薄・尾花とも言われる) くず(葛) 
 なでしこ(撫子) おみなえし(女郎花) ふじばかま(藤袴) 
 ききょう(桔梗・あさがおとも言われた)

秋の七草は、それぞれ小さな花を咲かせて秋の情趣を漂わせます。
そして、ハギは春のサクラを抜いて、万葉集で一番詠まれています。

多彩な秋です。すじ雲・赤トンボ・色づいたイチョウの葉・コオロギの鳴き声・・・ などから、小さな秋が見つかります。
ところで台風18号が、関東に近づいています。さしあたって台風は、大きな秋でしょうか。無事通り過ぎるよう念じます。
十五夜の明るく大きな丸いお月様も、大きな秋と言えそうです。

能書きはともあれ、小さな秋を見つけに近くの公園まで出かけました。
まだまだ残暑が厳しく、秋はもう少し先のようです。それでもオミナエシとススキを見つけました。ススキは大形ですから、ススキの仲間のトキワススキかも知れません。

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 オミナエシ

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 ススキの仲間


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