幼児教育を語るひろば

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民衆の敵

不戦の誓い
きょうは68回目の「終戦の日」です。終戦では無く「敗戦の日」と、こだわる人が結構います。
戦争のため美しい国土がすっかり荒廃して、300万人の尊い人命が奪われました。「終戦」では、穏やか過ぎます。敗北によって国土も荒廃し、国民の心も傷つきました。やはり「敗戦」が、言い当てています。

終戦の日から68年、日本は平和国家として再スタートしました。もはや軍国主義とは無縁と、日本人の誰もが思っていました。でも近隣諸国に目をやると、日本の歴史認識や軍国主義化が問われています。特に韓国・中国とは、認識のずれが大きいようです。

阿部首相は、終戦の日の靖国詣では自粛しました。然しそれだけで、韓国・中国との拠りが戻る訳ではありません。首相が、近隣諸国との外交をどう立て直すか? お手並み拝見となります。

不戦の誓いを新たに!


民衆の敵
せっかくの終戦の日ですが、エジプトでは流血事件が起きました。追放された前大統領の復帰を求めて集まった人々と、それを排除しようとした軍が衝突しました。どちらが正しいかは、情報不足で分かりません。ただ衝突による死者が149人、負傷者が1400人以上と言われます。(15日付・朝日新聞)
全土に非常事態が宣言され、「アラブの春」と謳われた民主化運動が、また後戻りしたようです。

若い頃に読んだ「民衆の敵」(イプセン作・竹山道雄訳・岩波文庫)の第4幕に、主人公のトマス・ストックマン(医学士・温泉療養所付き医師)のこんな台詞があります。

(喧噪と叫び声)
ストックマン よろしい、よろしい。諸君はわたしを怒鳴り負かすことはできるだろう。しかし反駁することはできんじゃないか。多数は力を持っている。ーまことに遺憾ながらー これは事実だ。しかし正義を持つことは決してない。正義を有するものはわたしだ。それからほかの少数の人間だ。正義とはつねに少数のみの所有するところのものだ。
(ふたたび大騒ぎ)

イプセンは、「政治家は多数が正義と言うが、少数こそ常に正義を持つ。」と言いました。そして、「多数を頼りに行動するのは、道徳的退廃を伴う。」とも言っています。

真の「民衆の敵」は、誰でしょうか?


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