幼児教育を語るひろば

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いじめ防止対策推進法

  富士山・三保松原 世界文化遺産登録


21日の参院本会議で、「いじめ防止対策推進法」が成立しました。この秋には発効するとのことです。だからと言って、いじめが無くなるわけではありません。

テレビニュースでも 「いじめが無くなりますか?」という問いかけに、「無くならないと思う!」と、殆どの子どもが答えていました。私もそう思います。

従来から 「いじめはいけないこと」というのは、誰でも知っていました。それでもいじめは無くならなかったのです。いじめ対策法が出来たから、いじめが無くなると保障された訳では無いのです。

しかし 「いじめ対策法は効果が無い」と、諦めるのは早過ぎます。
次の3点から、私は前向きに受け止めたいと思っています。

第1は、いじめ問題を国が大きく取り上げて、国民的関心を喚起した点です。
いじめはマイナスイメージが強いせいか、多くの人が話題にするのを避けます。でもいじめは学校だけで無く、職場や地域社会 どこにでも起こり得る問題です。私たちの身近な事件であることを、気づかせてくれるのに役立つ法になります。

第2は、いじめ防止対策に組織的に取り組むように促している点です。
今までは、いじめがあった場合、学校が組織的に腰を上げるのが一番遅かったと言われました。また関係機関(教育委員会・児童相談所・警察など)との連携も、十分とは言えない状況でした。その点で今回の法案は、評価出来ます。

第3は、子どもはもちろん、社会全体のいじめに対する意識改革に役立つ点です。
特にいじめの傍観者たちに、いじめとどう向き合うかを問いかけ、問題意識を持たせることが出来ます。

要は、今回の「いじめ防止対策推進法」は万能では無いが、いじめ対策の足がかり・あるいは動機づけとして活かせるということです。

せっかく出来た法案です。学校は、いじめの防止対策組織を設けましょう。それは子どもたちに、いじめについて相談し易い雰囲気づくりになります。そして いじめに気付いたら、隠したりしないで、組織的に速やかに対応する体制づくりにもなるのです。

いじめた子の 出席停止の是非が取り沙汰されます。それも懲罰を課すと考えるのでは無く、規範意識を高めるのに役立つと考えれば、解決出来るはずです。

保護者への情報提供や共有方法も問題になっていますが、学校・地域との連携を深めるためと考えれば、いじめ防止対策をより強めるものになるはずです。

いずれにしても「いじめ防止対策推進法」を、上手に効果的に活用することで、一つでもいじめを防ぎ 解決するようになることを願っています。



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