幼児教育を語るひろば

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嘘つきの心理

プロ野球界では飛びにくいはずのボールが、飛びやすくなるように変えられていたことが問題になっています。選手たちは、試合を通して薄々知ってはいたようですが・・・
日本野球機構(NPB)は、ボールの調整を製造元(ミズノ)に依頼しながら、公表しないように口止めまでしていたというのです。寝耳に水、このニュースには野球フアンも驚くと共に、がっかりもしました。

私たちは「嘘つきは泥棒の始まり」と、口やかましく注意されながら育ちました。嘘は、やがて犯罪につながる心配があるからです。

いちばん嘘をついてはいけない立場の警察官が、嘘の報告をした事件も相次いでいます。(大阪府警や神奈川県警で)

人間の心は弱いので、叱られたく無い・仲間はずれにされたく無い・非難されたく無い・認めて欲しい・信頼を失いたく無い・・・ と、色々な事情で嘘をつくことになります。

自分では本当で無いことを知りながら、本当のように話すのを嘘と言います。
そう定義すると、子どもの嘘はこれに当てはまらない場合があります。
(根は同じでしょうが・・・)

親や教師があまり厳格過ぎると、子どもの心に恐怖心を植え付けてしまいます。恐怖から逃れるため、子どもは必要も無いのに嘘をつくようになります。

逆に過保護で甘やかしていると、そこにつけ込んで子どもは嘘をつくようになります。甘い大人を嘘で騙すのが、平気になってしまいます。

放任や無視も危険です。人間関係が無い・寂しい、子どもは孤独になります。だから嘘をついて、他人の注意・関心を引こうとします。
「ぼくの家はお金持ちだよ」・「ピアノがあるよ」・「大きい犬を飼っているよ」・「自動車が2台あるよ」・・・ 事実は違っても、子どもは平気でこんな嘘を口にします。特に幼児期は、想像と現実との混同があるのです。

政治家の嘘は異質です。確信犯的ですし、嘘の効果を計算しています。嘘に対するためらいやうしろめたさは、全くありません。

「嘘も方便」という諺がありますから、事を円滑に運ぶためには、嘘をついた方が良いとされる場合もあります。教育方法としても、「ほめる」ことで、子どもを伸ばすことが出来ます。お釈迦様も許してくれる嘘です。

嘘は、後天的に獲得される能力です。その能力を培うのは、生育環境です。生育環境も千差万別ですが、大事なのは大人の姿勢です。
知性が伴う大人の後ろ姿を見ながら、子どもは正直に育って行きます。子どもに嘘をつかせないようにするのは簡単です。大人が嘘をつかないことです。

「たかが嘘、されど嘘」です。  巧言令色鮮し仁



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