幼児教育を語るひろば

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遺伝 とあきらめないで

アメリカの女優 アンジェリーナ・ジョリーさん(37歳)が、遺伝的に乳がんになりやすいため、予防として乳房を切除したというニュースが話題になっています。

「予防は治療に優る」と言います。「腹八分目に医者いらず」と言う諺もあります。たしかに病気になってしまってから医者通いするよりは、病気にかからないための注意こそ大事です。

アンジェリーナ・ジョリーさんは、ニューヨーク・タイムズへの寄稿でこう述べています。 (要旨・部分)

私の乳がんにかかる確率は、87%から5%以下に下がりました。子どもたちに「乳がんでお母さんを亡くすことを怖がらなくていいよ」と、言えるようになりました。
この体験を公表したのは、自分ががんになりやすいことを知らずにいる女性たちが多いからです。そういう人たちが検査を受け、リスクがあるならば選択肢があることを知ってほしいと思います。人生には、多くの挑戦が伴います。受け止め コントロールできるものを、恐れるべきではありません。


ところで 頭の善し悪しは遺伝するのでしょうか?
一般に知能の発達を規定する条件は、二つあります。
一つは「遺伝(Heredity)」、もう一つは「環境(Environment)」です。この両者の兼ね合いで、頭の善し悪しが決まるというわけです。

「瓜のつるに茄子はならぬ」・「カエルの子はカエル」と、言われます。血筋は争えないということです。でも「トビがタカを生む」という諺もあります。

メンデルの遺伝の法則で習いましたが、遺伝子の重要な属性に「優性」・「劣性」の出現率があります。(ただし人間の遺伝については、あまり当てはまりません。)

知能が遺伝によって決まるとなると、一生救われませんね。しかし幸いなことに 最近の研究では、環境の影響の方が大きいことが分かってきました。

発達段階を追ってみると、出生前の環境で大事なのは母体です。健康な母体が、胎児の健全な誕生を促します。最近 妊婦が風疹にかかって、胎児に障害をもたらす事例が問題になっていますね。

生まれてからは 子どもを取り巻く社会的・文化的環境が、子どもの成長に大きな影響力を持ちます。子どもの生育環境を整えることこそ、病気予防に通じるのです。

学校教育も(幼稚園教育も)、環境構成の重要な役割を担っています。学校教育によって、知能が向上しているのも事実です。その中には、多様な教育的刺激があるからです。「努力」もその一つです。

ドイツの諺に、「天才とは努力する力である」というのがあります。
エジソンは、「天才はインスピレーションが1分で あとの9分は努力である」と言いました。

何ごとも 「遺伝」とあきらめないで、努力してみましょう!


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