幼児教育を語るひろば

幼児教育を語るひろば

現代っ子かたぎ

サクラ
      千川上水沿い(練馬区側)のサクラ
今年は、全国的にサクラの開花が早いようです。東京は、すでに満開です。


近年わが家の周辺も住宅の建築ラッシュで、それと共に子どもの数も増えました。今まで閑古鳥が鳴いていた隣接する公園にも、子どもたちの遊ぶ姿や歓声が戻ってきました。そこで気づいたことがいくつかありますので、紹介します。

ガキ大将が見当たらない
私が子どもの頃(1945年以前)、子どもたちはガキ大将を中心に、子どもなりの生活共同体(コミニュティー)をつくって遊んでいました。コミニュティーには子どもたちの集合場所(溜まり場)があって、そこで相談してから目的によって公園へ行ったり原っぱ(広場)へ行ったりして遊びました。もちろん、ガキ大将の指示に従って行動します。

当時の世相を反映して戦争ごっこは盛んでしたが、それでも鬼ごっこ・かくれんぼ・缶けり・縄跳び・ゴムだん・馬跳び・だるまさんが転んだ・三角ベース(野球)・・・・ など、多様な遊びがありました。

ところで公園で遊ぶ子どもたちを見ていると、ガキ大将に相当する子は見当たりません。リーダー的な子どもは散見しますが、遊びは合意の上で決まります。意見が合わないと、遊びは中断したり中止になったりします。それぞれ主体性があって民主的です。と言えば聞こえは良いのですが、仲間意識や集団での遊びを楽しむ雰囲気は薄いように感じます。

統率するガキ大将がいないためでしょうか、意見の食い違いによるケンカは多いようです。(特に幼児・小学校低学年児)

悪さはご法度!
公園内の小さな池には、鯉が泳いでいます。昔は鯉に石を投げたり、棒で水面を叩いたりする悪ガキが必ずいました。中には、池の中へ入ってしまう子もいます。でも今は、そんな子を全く見かけません。(水に濡れるのを嫌う傾向もありますが・・・・)

公園内の立木によじ登る子も、見かけなくなりました。木の枝に縄を括りつけて、ターザンゴッコをしたりブランコ遊びをしたりする子もいません。ましてや公園の草木を手折る子など、見つけたことがありません。

公園利用のマナーが、身についているのでしょうか? してはいけないことを、きちんと守っているのでしょうか? 怒られるからしないのでしょうか? 
子どものいたずらの裏には、未知なる事象への憧れと冒険心が潜んでいます。いたずらが少なくなったのは、寂しいような気もしますが・・・・

塀を乗り越えない
わが家と公園の境には、高さ1.5メートルくらいのブロック塀があります。時々ゲーム中のボールが、ブロック塀を飛び越えてわが家の敷地内に飛び込んできます。昔は(ひと昔以上前)、塀を乗り越えてボールを取りに来る子が殆どでした。(塀を乗り越えないと、150メートルくらい遠回りしなければなりません。)

今は取りに来ない方が多いのです。150メートルが、面倒なのでしょうか? 塀を乗り越えるのはいけないし、危険なことだと分かっているからでしょうか? それとも 「ボールなんて安い物、また買えばよい。」 と、思っているのでしょうか?

ブランコは空いている
公園の遊具で、ブランコは一番人気だったように思います。かっては小学生が奪い合って、二人乗りや立ちこぎのような危険な乗り方をしていました。
今はブランコで遊ぶのは幼児たちです。小学生以上は、持参したボールで野球をしたりサッカーをしたりするのが目的で公園に来ます。(広場を求めている)

鉄棒も空いています。特に隣接する公園では、園庭の隅に設置されているので利用度が低いようです。ブランコ・鉄棒・すべり台・砂場・・・・ などは、公園施設の定番ですが、現代っ子の遊びとマッチしているかどうか? 再考の必要があると思いました。

(付録) 
砂場は、幼児に人気があります。でも子どもたちが去った後の公園は、犬仲間の集会場になります。犬を放す人が多いので、犬は公園内を自由に飛び回ります。当然砂場にも入って排泄しますから、砂場が汚れます。その砂場で子どもたちが砂遊びをするのです。不潔・不衛生の極みです。愛犬に気を取られていると、子どもたちが遊ぶ場であることも忘れてしまうようです。愛犬家たちには、注意して欲しいことです。


コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://freesia7.blog10.fc2.com/tb.php/1311-463e90bd