幼児教育を語るひろば

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二月荒れ右衛門

テレビニュースで、春の嵐と豪雪で厳しい越冬生活を強いられている北国の人々の
様子が紹介されていました。東北や北海道の日本海側は、きょうも強い寒気が流れ
込み、吹雪で大荒れのようです。
「二八月荒れ右衛門」 ・「二八月思う子を船に乗せるな」 ・「二八月の手の裏返し」
・・・ と言う言葉があります。

晴れている東京もきょうは冷たい北風が吹いて、気温は午後2時になっても8度です。
これで寒いと震えているのですから、北国の人たちからは笑われそうです。 


春は、日本付近を強い温帯低気圧がよく通ります。 低気圧が日本の南の海を通る
と、太平洋側に春の雪が降ります。冬の勢力が後退して低気圧が日本列島の上を
通ると各地に降雪があり、突風・竜巻・雪崩・洪水などの害を引き起こします。
そして低気圧が日本海を通ると、「春一番」 などの南風吹き込み、寒冷前線を先頭
に北風が吹き返すと 「春はやて」 になります。 
(倉嶋厚著、お天気博士の四季暦より)

東京に住む私たちは、 「春一番」と言えば 春の訪れを表す言葉として呑気に受け
止めています。でも漁業など海で生活している人たちは、春一番は海が突風・疾風
で大荒れする日のことです。

「春一番供養」 という言葉があって、海の遭難が多いことを知りました。今更ながら
「二月荒れ右衛門」 という言葉の意味の重さに、気づかされました。


2月も残り少なくなりました。清少納言はこう書いています。


三月三日、うらうらとのどかにてりたる。桃の花のいまさきはじむる。
柳などいとをかしきこそさらなれ。それもまだまゆにこもりたるこそ
をかしけれ。ひろごりたるはにくし。


とは言うものの、皇后付きの女房だった清少納言ですから、庶民の生活とは縁遠く
「二月荒れ右衛門」のことなど思いもよらず、「春はあけぼの・・・・」と、風流を楽しん
だのではないでしょうか?


きょうは東京マラソンの日です。 北風の強い日でしたが、春の光一杯のマラソン
日和でした。3万6千人の人が、元気に東京の街中を走り抜けました。
雪国の人たちは、どんな気持ちでこのイベントを見ているのでしょうか?
 


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