幼児教育を語るひろば

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うそ替え

うそ替え
明日7日は、太宰府天満宮で 「うそ替え」の神事があります。25日は初天神なので、各地の天神様でも行われます。わが家も東京の亀戸天神まで出かけて、昨年のウソを今年のウソと替えてきます。

ウソは、幸運をもたらす鳥と言われます。別名 「コトヒキドリ」と言います。琴の音のように上品な鳴き声なので、名付けられたそうです。体形は雀に似ていて、アトリ科に属します。性質は温和で、人によく馴れる小鳥です。

亀戸天神で聞いた話
ウソ鳥は、昔はサカキの木で作りました。今は、ヤナギの木で作るそうです。
うそ替えの神事は、本来夕方から夜中にかけて行われるものです。神棚に供えて置いたウソ鳥を、袖に隠して神社まで持って行きます。集まった氏子たちは、互いに 「かえましょ! かえましょ!」と言いながら、ウソ鳥を手から手へと取り替えていくのが習わしです。


子どもの嘘 (うそ)
同音異義語で、小鳥のウソとは関係ありませんが・・・・

子どもがうそをつくわけは、このブログでも度々取り上げてきました。
うそをつく第一の理由は、身を守るためです。子どもは、まだ腕力で身を守るだけの力はありません。必然的に言葉で守るようになります。良かれ悪しかれ、うそをつく原因です。その背景には、大人の(親や教師の)厳しさや過干渉があります。

第二の理由は、夢や憧れの延長です。「こうなったらいい・こうあって欲しい」 という気持ちが、飼っていないのに 「ぼくの家には、大きな犬がいるよ。」とか、無いのに 「わたしの家には、ピアノがあるの。」などと、口にするようになります。
うその世界で遊んでいるので、子どもに悪意はありません。

然しいずれの場合もうそが他人に信じられると、快感となって習慣化する危険があります。そうなると事実をごまかすため・他人を欺くために、うそをつくようになるので要注意です。

第三の理由は、教育に携わった者として肯定したくないのですが、生育環境や生まれながらの素質(遺伝的素質)によると言われます。
もしその疑いがある時は、専門家(小児精神科の医師や臨床心理士)の診断や治療を受ける必要があります。

子どものうそは、「こじつけ」から始まります。
「こじつけ」の語源は、昔から言い伝えられる古事と、無理に結びつけて話を正当化しようとしたことから生まれました。子どものうそは、こじつけがあるのですぐに分かります。こじつけを追求するのではなく、上手に聞き取って、子どもの話に添って解決法を導き出してあげるのがうそを正すコツです。
「うそから出たまこと(実)」 という諺もあります。

幼児期になればうそをついてはいけないことを、子どももすでに知っています。
遊びの中でも、「指きりげんまん うそついたら針千本飲ます!」と、約束する姿をよく見かけます。

「げんまん」とは、「拳万」と書きます。約束を破ったら、拳骨で1万回叩くという意味です。子どもたちは、言葉の調子からそのことを知っているのです。


  明日からしばらく、広島の娘の家へ参ります。ブログをお休みします。


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