幼児教育を語るひろば

幼児教育を語るひろば

ジャイアントパンダについて学ぶ

孫が通う日本獣医生命科学大学の学園祭、「日獣祭」に行ってきました。
(11月3~4日開催)
動物の医療や食用産業動物の研究などが目的の大学ですから、一般大学の
学園祭とは少し雰囲気が違います。

動物に関する特別講義・わんちゃんとの触れ合い教室・野生動物保護活動の
紹介・犬猫無料相談・里親譲渡会・・・・ などの、講義・発表・催しが主でした。

私は、中でも獣医臨床繁殖学教室の、ジャイアントパンダの研究発表・展示に
興味を持ちました。

パンダが竹を食べることは知っていましたが、1日に 9~13,5Kgも食べると
いうので驚きました。まれに昆虫やネズミを捕食するということは、初めて知り
ました。動物園では竹の他に、ニンジンやリンゴ、さらに特製のパンダだんご 
(トウモロコシ粉・大豆粉・ビタミン類・ミネラルなどを水で溶いて蒸した物) を、
与えているそうです。

パンダのために購入する大量の竹は高価で、動物園でかかる餌代は、象をしの
いでナンバー1だそうです。 (1日1万850円、象は1万792円)

それにしてもパンダは、栄養価も無さそうだし消化も悪そうな竹を、どうして食べる
のでしょうか? 前から疑問に思っていました。

パンダの腸は肉食動物並に短く、植物繊維を消化するために大切な盲腸もありま
せん。それなのに消化効率が悪い竹を、大量に食べます。

実は、パンダは1ヶ月~数十日の周期で腸の粘膜が剥がれ「粘液便」が出ます。
これは竹などから摂取する食物繊維が不足するためです。
パンダは粘液便が出るまで、ぐったりしています。 メスのパンダは、乳量が減少
するそうです。
そのためパンダは、大量の竹を食べて、植物繊維を補給する必要があるのです。

竹を食べるようになったのは、生息環境のためと推測します。今野生のパンダは、
中国のごく一部に1600頭ほどしかいないそうです。昔は、中国・ベトナム・ミャン
マーにかけて広く分布していました。

ジャイアントパンダは、繁殖率の悪い動物です。先日も上野動物園でせっかく生ま
れたパンダの赤ちゃんが、生後1週間で命を失いました。子育ても難しいようです。

パンダの繁殖が難しいわけは、生殖器の形態やその機能も関係しているそうです。
オスが射精する精子の数や 精液量も少なく、メスの卵胞の数や 排卵数も少ない
そうです。

専門的なことは分かりませんが、パンダを含めて、今絶滅が心配される動物たちが
沢山います。どう守ったら良いか? 考えさせられる発表でした。


コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://freesia7.blog10.fc2.com/tb.php/1283-6cb29a13