幼児教育を語るひろば

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3Sの効果 (爪噛みを心配する母親へ)

5歳の長女の爪噛みが気になると、Kさん(30代の母親)から相談を受けました。
(子どもは3人・全て女児)

指しゃぶりや爪噛みは、幼児によく見られる神経症的な習癖です。 特に爪噛みは、
年長になると多くなります。原因は、何らかの欲求不満があって、その不安や緊張
を和らげようとする行動と考えられます。

欲求不満と言っても、本人がそれに気づいているわけではありません。無意識に爪を噛んでいる場合が多く、癖になることもあるのです。

「チックの前兆でしょうか?」、 Kさんは不安気に訊ねます。
「チックではありません。あまり深刻に考えないようにしましょう。放っておけば自然に治ります!」
こういう場合、私はあえてチックを否定します。そうでないと、かえって子どもをチックに追い込んでしまう母親が、意外と多いことを経験上知っているからです。

「指しゃぶりや爪噛みを早く治したいなら、3Sを実践しましょう!」 と、 現役時代 
私は母親たちによく話しました。
3Sとは、Smile (笑顔) ・Skinship (触れ合い) ・Stability (安定) のこと
です。

母親の笑顔に接すると、子どもは安心します。Skinship は和製語ですが、母子の肌と肌の触れ合いが、育児で一番必要なことを説いています。Stability は、母親
自身の心の安定を求めているのです。

家庭は、家族関係が良好で無ければ成立しません。普通の家族なら、夫婦・親子が時により近づいたり離れたり、それぞれの距離が適当に保たれています。そしてお互いが信頼し合い助け合って、気持ちが一方通行ではありません。 良好な関係とは、
そういう関係を指します。

家計を支えている母親は、経済的にも安定しないと不安です。物心共に安定することが、子育てにはとても大事なことなのです。

3Sは、爪噛み対策だけでは無く、子育ての基本です。


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