幼児教育を語るひろば

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笑い

人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究に与えられる 「イグ・ノーベル賞」
というのがあります。今年も 「スピーチ・ジャマー」(おしゃべり妨害装置)なる
ものの発明で、二人の日本人が受賞しました。日本人の受賞は、連続6年に
なるそうです。無表情の日本人と言われることもあるのですが、意外とお笑い
を得意とする国民なのではないでしょうか?

「百万ドルの夜景」もありますが、「百万ドルの笑顔」もあります。
「百万ドルの笑顔」の持ち主は、[恵比寿顔の恵比寿様]・[福笑いのお多福]
・[微笑みのモナリザ]・・・・ などです。

赤ちゃんが笑うようになるのは、誕生後3~4ヶ月経ってからです。母親を完全に
認識するようになってから、と言われます。
その頃になると 「お母さんは優しい、安心だ!」というメッセージを、母親に伝え
るために笑います。この段階では、まだ父親を認識する子は少ないので、父親に
対しては笑顔を見せません。母親以外には、まだ警戒心が強いのです。 
(はじめから、積極的に子育てに関わっている父親は別です。)

母親が 「いないいないバー!」や、抱っこをして 「高い高い!」などと遊んであげる
と、子どもは嬉しそうに笑います。母親には危険が無いことが分かっているからです。
笑いは、「遊びの信号」とも言われます。

6ヶ月も経った頃 「コチョコチョ!」と言ってくすぐると、子どもは声をあげて笑います。
親子関係は深まり、子どもの笑いは、母親の保護反応をより刺激します。

赤ちゃんの微笑みらしい? 表情は、生後2~3週間で現れます。優しく接してくれる
大人に、赤ちゃんは微笑みます。笑いの弱い表現です。
大人社会では、微笑みは挨拶の手段になっています。大人の微笑みも、この時期に
刷り込まれたものです。

笑いは、前回取り上げた泣くことの二次的な信号として進化しました。 赤ちゃんは、
危険・不安を感じた時は泣きます。保護者がいて、安心・恐く無い時は笑います。

エンターテイメントでお笑いのトップは、やはり落語です。(関西は漫才のようです)
落語の起源は、お坊さんのお説教からという説があります。難しいお経の内容を、
笑い話にすれば、誰もが分かるからです。

面白い話・楽しい話を聞いて怒る人は、滅多にいません。 笑いは人の心を癒し、
時には元気や勇気を与えてくれます。
東日本大震災被災地の慰問に訪れたエンターテナーたちが、「この時期笑いは
失礼かと思ったが、多くの被災者に喜ばれ感謝された。」と、話しているのをよく
耳にしました。

このブログで、「笑い」を考察するつもりはありません。 一番言いたいのは、子育て
には笑い(笑顔)が必要ということです。それも母親の笑顔です。
「ただいま!」と子どもが家に帰った時、子どもにとって何よりも嬉しいのは、笑顔で
母親が出迎えてくれることです。子どもは母親の笑顔で安心し、安定します。
母親の笑顔がある家庭は、子どもが、全てをさらけ出して安住出来る場なのです。


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