幼児教育を語るひろば

幼児教育を語るひろば

泣く

(生理学や心理学に裏付けされた話では無く、私見です。)

「泣く子と地頭には勝てぬ」と、言われます。
泣くことは、赤ちゃんにとってまさに千人力です。

「うぶ声」は、生まれて初めて出す泣き声です。
人間の初仕事は、うぶ声をあげることなのです。

赤ちゃんは、泣くことで意思表示をしています。
母親は(父親も)、赤ちゃんの泣き声に始終振り回されます。
それが子育てです。

赤ちゃんの泣き声を、気分信号とも言います。
体のどこかが痛い時・体調が悪い時・空腹の時・寂しい時・驚いた時
・不安な時・思い通りにならない時・・・・ 赤ちゃんは泣きます。

大きく分けると、肉体的な苦痛がある時と精神的な不安がある時です。
赤ちゃん時代の信号の受け手は、殆どが母親です。
信号は、目的が達せられるまで続きます。

泣いてる赤ちゃんの様子を見ると、顔を真っ赤にして涙を流しています。
口を開け・唇を震わし・呼吸も荒く・かん高い声で泣きます。
親はビックリして、すぐに手を差し伸べることになります。
赤ちゃんの方は、それが狙いのようです。

幼児期になると、少し様子が違ってきます。
感情表現としての役割が、より強くなって来るようです。
苦しみや悲しみを感じ取って、涙を流しているのが分かります。

如何にも悲しそうに泣きますし、泣きたい気持ちを訴えるようにもなります。
同情を得るための「泣き落とし」や、「嘘泣き」を覚えるのもこの頃です。

少年期・思春期になると、悲しい時にも嬉しい時にも涙を流します。
高校野球では、負けた時の「悔し涙」・勝った時の「嬉し涙」が、私たちを
感動させます。

泣くことと笑うことは、似ているところがあります。
笑う時も顔が紅潮し・口を開け・唇を震わせ・呼吸も荒くなり・かん高い声になり
ます。「涙が出るほど笑う」・「笑うほどに涙が出る」、こんな経験ありませんか?

成人してから泣く原因も、基本的には赤ちゃん時代と変わりません。
自分の情緒的状態を表すことが、上手になります。
欲求不満を解消するためにも、泣きます。
わが身を守る、防御本能でもあるようです。

なりふり構わず取り乱して泣くのは、大人にも見られます。
相手の同情を得るには、効果的です。
子ども時代よりは、深く悲しんで泣くことが出来ます。
哀願するために、泣くことも出来ます。

話は逸れますが 役者は役の上で本当に涙を流して泣きます。
「泣き女」と言う人たちは、葬式などで家族に変わって泣いてくれます。
感情を込めれば、いつでも泣くことが出来るようです。

人生は辛く悲しいことが多いので、泣き暮すこともあります。
でも 「笑う門には福来る」・「泣いて暮すも一生笑って暮すも一生」なら、
笑って暮すことにしませんか。


コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://freesia7.blog10.fc2.com/tb.php/1278-283cf26b