幼児教育を語るひろば

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性格とは?

離婚の原因は、「性格の不一致」がダントツだそうです。
「性格が明るい・暗い」は、人物評価にもよく使われる言葉です。
「性格」とは、何を指すのでしょうか? 辞書で調べてみました。

(福武書店・国語辞典)
「性格」
 その人固有の性質。 (同辞典で性質について調べる)
    「性質」 生まれつき持っている意志や感情のあらわれ方。

(岩波書店・日本語ー語感の辞典)
「性格」
 個人の特徴的な行動様式や、心理的特性を指す。
    「性質」 あらかじめ備わっている性格。 
    
    (語感の辞典では次のような類義語を挙げている)
    気質・気象・気性・気立て・性分・人格・人品・人物・性向・性質
    ・たち・人柄・人となり 
    *特に性質は、「理解を深めるため読み比べて欲しい」 と言う。
     
どうやら「性格」は、個人が生まれながらにして持っている固有な性質のようです。
そこで、性格を表す言葉を探してみました。

優しい・素直・正直・親切・まじめ・きれい好き・楽天的・お人好し
・無口・わがまま・乱暴・強気・弱気・いじわる・目立ちたがり
・自分勝手・怒りっぽい・嘘つき・怖がり・ひがみっぽい・・・・・ 


現職時代、通知表に子どもの性格を記入するのに苦労しました。また保護者会などで、子どもの性格を問われた時も、返答に困りました。人の性格を言葉で表現するのは、難しいことです。特に子どもは、時と場所によって違う性格を見せます。ある時は優しく、ある時はいじわるです。悪く言えば、裏表があります。
人間の性(さが)でしょうか?

性格は、確かに先天的なものと言えます。だからと言って 「子どもが、強情だ・怖がりだ・弱気だ・・・・ 」と、決めつけるのは危険です。過去に暴力などで心に負った傷が、心的障害となって性格を歪めている場合もあるからです。

大人の意に添わない言動も、子どもは自分なりに考えて行動しようとしているかも知れません。自分の進む道を、一生懸命探している時もあります。大人が気づいてやらないと、子どもは挫折するだけです。

逆に 「素直な子だ・まじめな子だ・・・・ 」と、喜んでいられません。言われたことをやっているだけで、自分自身は何も考えたり判断したりしていない場合があるのです。大人が、子どもの性格を安易に判断するのも危険です。

実社会でも人の性格は、1回や2回会ったくらいでは分かりません。性格は、体の外に現れるものより心に篭るものが多いからです。

こう書いてくると性格は固有なもので、変えようが無いように思えます。実は、優しい・親切・まじめ・いじわる・怒りっぽい・怖がり・・・・ などは、誰もが持っている性格なのです。それらが強く現れるか、隠れて見えないか、その人の立場・生活環境・人間関係・・・・ などで変わります。


広島で11歳の女児が、母親に暴行されて死亡しました。母親の暴力で心に深い傷を負い、母親を怖がっていただろうと、容易に推察されます。子どもの性格が、歪められる悲しい事例です。

一方この種の母親は、すでに暴力行為を起こしやすい歪んだ性格になっています。見かけは普通ですが、生育歴や生活歴に問題があります。彼女の実生活を傍で見る人がいれば、その暴力を振るう性格を見抜けたはずですが・・・ 残念です。子どもを守ると同時に、母親も助け出さないと解決しない事件です。

人が先天的に持っている性格は、多様です。その内の良い性格を伸ばすことは、誰にでも出来ることです。


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