幼児教育を語るひろば

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第一反抗期 (再)

子どもは自由に歩き回れるようになると、行動範囲も広がり、口数も達者になって
きます。 全ての事象に興味・関心を示して、新しい世界の発見に驚いたり興奮し
たりします。

子どもの行動は、大人から見ればまだまだヨチヨチ歩きで、いつも危険がいっぱい
伴っているので心配です。
そこで、つい注意したり禁止したりすることが多くなります。

自己中心的な子どものことですから、注意されたり禁止されたりするのは不満です。
大人の心配を不当な干渉と受け止めて、反抗します。大人の言動が、第一反抗期
の原因になるのです。でもこのことが、子どもの自我を目覚めさせることにもつなが
ります。

反抗は、子どもの意思表示でもあるのです。だからと言って、反抗の全てを容認する
わけではありません。

子どもは1歳半頃から自分の欲求を妨げられると、怒って攻撃的な行動を表すように
なります。この時期、怒りと反抗を区別するのは難しいのですが、怒りには本能的な
感情が見られます。

つまり子どもは、体調が悪い時も不安や不満を感じた時も怒ります。怒るというより、
ぐずる・かんしゃくを起こすと言った方が、正しいかも知れません。反抗と同じように、
意志表示なのです。
ここでは、反抗と怒りを同義に扱っています。


怒りも反抗も、自我(自主性)の芽ばえです。子どもたちは、反抗することで大人に
近づこうとしているのです。反抗は、大人の模倣と考えられます。 大人の行動を
積極的に真似ることによって、大人社会へ仲間入りしようとしているのです。
社会性は、そうやって育って行くのです。

ですから良い意味での怒りや反抗は、認めてあげなければなりません。
第一反抗期を経ない子は、小学校へ入学するようになっても、意思表示が出来な
いと言われます。

幼児期の思考回路は、主観的・自己中心的です。 論理的必然性が乏しいので、
言葉で教えるのは無理です。実際の行動を通して、理解させることが大事です。
だから親(大人)は、大事なことを実践を通して教えたり手本を見せたりして、子ど
もの社会性の発達を助ける必要があります。 それには家庭の雰囲気づくりや、
親の生き方も関わってきます。

反抗は、子どもの成長にとって欠くことが出来ない体験です。反抗で不安や不満を
発散しないと、成人してからも 「基本不安 (Basic Anxiety) 」 として残り、将来
反社会的な特有の症状を表す心配があります。

個人差がある 
 第一反抗期が訪れる時期やその表れ方・程度は、多様で個人差があります。
 全く気づかぬうちに、反抗期が終わってしまう子もいます。
 反抗に気づいたら、それも成長の証と受け止めて、冷静に対応しましょう!
 
 と、言うことです。  


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