幼児教育を語るひろば

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再々「いじめ」について

いじめの問題は、このブログでも度々取り上げてきました。

警視庁の調査によると、いじめやいじめられた仕返しに起きた事件は、今年上半期
だけで65件(前年同期比18件増)になります。 障害や違法行為があったとして
逮捕や補導された小・中・高校生は125人(同38人増)で、内82.4%を中学生が
占めているとのことです。
2007年から減少傾向だったのが、5年ぶりに増加の兆しを見せています。

 加害者が供述するいじめの動機 
 *被害者の力が弱い・無抵抗  48.0%
 *いい子ぶる・生意気       13.6%
 *態度や動作が鈍い         7.2%


 被害者が相談する相手 
 *保護者    44.2%
 *教師      27.9%
 *相談しない  18.6%


7割以上の子が相談しているのに、何故いじめが無くならないのでしょうか?
相談を受けた保護者や教師の、その後の対応に問題があるようです。
せっかく相談したのに成果が無ければ、子どもは2度と相談してくれません。

相談に適切な対応が出来ないのは、加害者・被害者へどう働きかけたらよいかが
分からないからです。いじめはしつこく根深い割に、動機は単純で、どうしてそんな
ことがいじめの原因になるのかと、首を傾げたくなるような場合が多いのです。
いじめた子・いじめられた子の気持ちを理解するだけでも大変です。

特に保護者の場合は、わが子がいじめられたとなれば、感情的にならざるを得ま
せん。いじめは、冷静・客観的に実態を把握しないと解決の糸口を見つけることは
出来ません。

いじめの解決策については、マスコミでも取り上げています。朝日新聞でも、「いじめ
られている君へ」
という連載コラムがあります。 
有名人が、自身の体験なども踏まえて、色々な角度から助言しています。
「どれが一番良い解決策か?」では無く、自分に合う助言を探して欲しいと思います。

共通して言えることは、いじめが発生する場は学校が主ですから、いじめに遭ったら
無理して学校に行かなくても良いということです。 学校に替わる場や方法は、一杯
あります。ただ 「学校へ行かないならどうするか?」は、ぜひいじめられている本人
にも考えさせてください。

転校するも良し、フリースクールも良し、自宅学習も良いでしょう。
親も相談に乗る雰囲気づくりが大事です。 
傷つけられたりゆすられたりしているなら、警察に届けることも必要です。
いじめを当事者同士で解決させるのは、殆ど無理ですし、その必要もありません。
(特に中・高校生の場合)

相談に乗る雰囲気づくりとは、家庭で子どもが安心して過ごせる場を作ってやること
です。安心出来る場が無ければ、子どもが心身に受けた傷を癒すことは出来ません。

いじめは、社会の闇を反映しているとも言われます。私たち大人社会への警告でも
あるのです。だから私たち大人の生活態度やモラルについても、見直す必要があり
ます。いじめを社会問題として捉えることが、解決への近道となります。


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