幼児教育を語るひろば

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子どもの心 (4)

優しい心
「優しい心をもってすれば象を引くことも出来る」と、言われます。
「優しい」と言えば、 愛情・親切・思いやり・穏やか・情け深い・・・・ 
 という言葉が浮かびます。

「友だちに優しくする」・「優しい言葉をかける」・「気だての優しい人」
・「優しい目」・「優しい声」・・・・ 
こんな言葉を使う時は、自分の気持ちも穏やかで、他人にも思いやりの気持ちで
接することが出来ます。

生い立ちが薄幸だった小林一茶(1763~1827年)は、悲しみや苦しみがよく
分かったのでしょう・・・ 優しい句が多いと言われます。

 われときて 遊べや親の ない雀

 やれ打つな 蝿が手をすり 足をする

 やせ蛙 負けるな一茶 ここにあり

 けふからは 日本の雁(かり)ぞ 楽に寝よ

 なき母や 海見るたびに 見るたびに


最近話題になっている金子みすず(1903~1930年)も、恵まれない生育環境や
結婚生活の中での詩作でしたから、優しい詩が一杯あります。

   つもった雪               
 
 上の雪 さむかろな
 つめたい月が さしている

 下の雪 重かろな
 何百人も のせていて
 
 中の雪 さみしかろな
 空も地面(じべた)も みえないで


    お魚
 
 海の魚は かはいさう


 お米は人につくられる
 牛は牧場で飼はれてる
 鯉もお池で麸を貰う
 
 けれども海のお魚は
 なんにも世話にならないし
 いたづら一つしないのに
 かうして私に食べられる

 ほんとに魚はかはいさう
 


優しい心は(私たち凡人の)、優しい家庭で育ちます。
 
*家庭不和だと、子どもの心は荒んでしまいます。
*過保護だと、人間らしい心は育ちません。
*放任されると、子どもの心は寂しさで一杯です。
*拒否すると、反抗心だけが募ります。

子どもが非行に走る原因は色々ありますが、その一つに上記のような家庭環境が
あります。非行より心配なのは、こんな家庭で育つと、神経症を患うようになること
です。最悪の場合は、自殺にまで追い詰めてしまいます。

優しい家庭では、お父さんもお母さんも、その役になりきることが大事です。

   ー子どもの心・終ー


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