幼児教育を語るひろば

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遊びの時代

大飯原発再稼働
まだ国民の過半数以上が反対している大飯原発3・4号機の再稼働が、決まり
ました。首相は、「国民生活を守るため」と言います。「再稼働反対は、非現実
的で精神論に過ぎない」とも言います。

然し再稼働につながった安全基準は、暫定的なものだと言われます。 放射性
物質の大量放出を防ぐベントの設備や免震事務棟の完成は、3年後だそうです。

なぜ3年待てないのでしょうか?
東日本大震災の被災者たちは、もう1年3ヶ月以上も、あらゆることを我慢して、
復興のために頑張っています。日本人は、我慢強い国民です。 3年ぐらいは
待てるのです。3年後に原発の必要性を考えても、遅くはありません。国民の
生命を守るためにも、再稼働は早過ぎるように思います。



遊びの時代  
 幼児期は、遊びの時代です。   

  遊びをせんとや 生まれけむ
  戯れせんとや 生まれけん
  遊ぶ子どもの 声きけば
  我が身さえこそ 動がるれ


後白河法王(撰)の「梁塵秘抄」に出てくる有名な今様です。
解釈は色々あるようですが、子どもが楽しく遊んでいる様子を見守っている親の
気持ちと、素直に捉えましょう。


遊びは、「遊びほうける」とか「遊び人」とか、悪いイメージが先行します。
でも「京都に遊ぶ」とか「アメリカの大学に遊学する」と言えば、見聞を広めるため
に学ぶことですから、逆に良いイメージになります。

余談はさておき、幼児教育では「遊び」を大事にします。
「よく遊び、よく学べ!」と、昔から言われるように、学びの前提となるからです。
それに子どもたちは、遊びから多くのことを学んでいるのも事実です。

昭和ひと桁族の、遊びを振り返ってみます。現代っ子よりは、遊びが多様だった
ように思いますが・・・・?

凧揚げ・羽根つき・カルタ・竹うま・竹とんぼ・こま回し(ベーごま)・めんこ
・将棋・ボール遊び・かくれんぼ・缶けり・鬼ごっこ・戦争ごっこ・度胸だめし
・川遊び・水鉄砲・笹舟・トンボ取り(虫取り)・魚釣り・・・・
自然が豊かな時代です。まだまだあったような気がします。

女の子も一緒に遊んだ覚えがあります。彼女たちが主役の遊びには、次のような
ものがありました。

おはじき・お手玉・ぬり絵・あや取り・手まり・ゴム段・人形遊び(着せ替え)
・ままごと・・・・  子どもたちにとって、良い時代でした。


遊んでいる時は、走り・跳び・よじ登り・ぶら下がり・投げる・・・・ など、 体を十分に
動かしていますから、身体や運動機能の発達に役立ちます。何よりも、健康になり
ます。同時に、敏捷性・平衡感覚・判断力なども身に付いて来ます。

2~3歳頃までは、ひとり遊びが主です。3歳を過ぎる頃は、グループで遊ぶように
なります。友だちと一緒に遊ぶため、社会性が目覚めて来ます。

グループ遊びは個人のわがままを許しませんから、友情や協力などの社会的適応
力が身に付くようになります。時にはトラブルも起きるので、問題解決能力も育って
来ます。

幼児期は遊びの時代 と言いましたが、遊びは楽しいので、子どもたちの苦にはなり
ません。自発的・積極的に取り組めます。特に費用もかかりません。
それにフレーベルも言ってますが、遊びに教育的効果を期待する必要はありません。
自由に遊ばせましょう。効果は後から付いてきます。 梁塵秘抄の今様の気持ちで
見守ってあげるのが、遊ばせるコツです。

小学校からは「学びの時代」・「働きの時代」となるのですが、いくつになっても「遊び
の時代」に甘えている人がいるのは気になります。少子化のための過保護時代だか
らでしょうか? 学ばなくても働かなくても生きて行ける、豊かな時代だからでしょうか?


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