幼児教育を語るひろば

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七転び八起き

盗人猛々しい 
 大阪ミナミの無差別殺人事件、やり場のない憤りで一杯です。
 被害者の無念を思うと、心が痛みます。
 「屁理屈と膏薬はどこへでも付く」と言いますが、ずうずうしく平然と嘯く犯人に、
 さらなる怒りを覚えます。


七転び八起き
戦後(1945年以降)幼稚園を含めて学校では、競争を好まない傾向が長期間続き
ました。「劣等感を植え付ける」というのが、その理由です。運動会でも、勝ち負けを
決めません。「クラスで〇〇が、一番勉強が出来る!」など、もっての外です。
家庭でも学校でも、子どもを大事にするということで、過保護が巾を利かせました。

アメリカでは、「人生で最後まで失敗や敗北が無いなど、有り得ない。むしろ早くに
それを体験して、回復力の強い人間に育てた方が良い。」
という考え方が主流です。
最近、日本でもこの考え方で子育てする家庭は増えましたが・・・・ 
人生、七転び八起きです!

「免疫」というのは、病気(特に悪性の伝染病)から免れることです。
専門的なことは分かりませんが、「免疫」には二種類あるようです。

一つは、生まれながらにして病気を防ぐ仕組みです。皮膚や粘膜は、その大事な
役割を果たしています。 食細胞というのが、病原微生物を細胞内に取り込んで
消化してしまう働きもあります。「自然免疫」と、呼ばれているようです。

子どもの「天賦の才」は、自然免疫に似ています。天賦の才を特性(個性)と考える
と、それをどう伸ばすかが教育です。特性に気づくのは、親(特に母親)の役目です。
子どもがどんなことに興味や関心を示すか? 早くそれに気づくことが大事です。

気づくコツは、子どもの遊びを豊かにすることです。そのためには、想像力(空想力)
が旺盛な幼児期に、いっぱい遊ばせることです。遊びが豊かになると、益々想像力が
膨らみます。表象能力(見立てる能力)も、育ってきます。この時が、子どもの特性に
気づくチャンスです。

もう一つは、後から獲得した「免疫」です。予防接種などで、病原微生物に侵されるの
を防ぐのがそれです。保健の授業で、ジフテリア毒素の抗原を注射して抗体を作り、
ジフテリアを予防することを習ったと思います。

社会性は、後から獲得した免疫と似ています。天賦の才(特性)も、環境の影響を
受けて社会性へと成長します。 環境条件が良ければ、社会性の開花や結実も
早いのです。

環境条件で重視されるのが、人間関係です。 人間関係は、社会性(人格)形成の場
でもあります。中でも大事なのは、家庭環境です。それも両親の人生観・生き方が、
大きな影響力を持ちます。親子関係が、子どもの社会性形成に関わるのです。

社会性(人格)が豊かになるためには、色々な能力を獲得しなければなりません。
いくつか挙げてみます。

 第1は、社会的な適応力です。社会的な適応力とは、共感性と言い換えることが
 出来ます。それは、関わり合う人との良い人間関係で培われます。

 第2は、生活能力です。 どんなに頭が良くても、生活能力が無いと社会生活は
 営めません。

 第3は、課題解決力です。社会生活では、課題を解決する力が要求されます。
 個性や経験を活かして、要求に応えなければなりません。

 第4は、抽象的思考力です。具体的で無いものについて、考えたり行動したりする
 ことが必要です。


生きにくい世の中です。他にも獲得しなければならない能力は、まだあると思います。
いずれにしても、失敗を恐れない、免疫力(回復力)の強い子に育てましょう!


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